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新内閣発足
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私が性被害に遭った当時は、遮へい措置もなく、被害者の氏名住所も当たり前に裁判中に朗読されました。 そのことをとても不安に思っていたのですが、公判がはじまってからのことです。 傍聴していた誰かが、知らせたのでしょうか。マスコミに、私の事件のことが、取り上げられました。 事件の内容、状況などから、私の周囲はもちろん、誰でもその気になれば簡単に、私のことを特定できるような内容でした。 報道された内容じたい、事実と大きく異なり、表面上は同情しているように見えても、面白おかしく脚色されたようなもので、納得のいかないものでした。 こうして被害者であると特定されたことで、私は、さらに、二重三重の苦難を受けることとなりました。 どこの誰が、情報を出したのかわかりません。ですが、いったん情報が流れると、それは勝手にひとり歩きし、取り消す手段がありません。 私は、二次被害の恐ろしさを身をもって体
5月21日に裁判員制度が施行されました。 「性暴力事件」は、いまだに偏見も多く、そこここで二次被害が起き続けています。 「より国民の理解しやすい裁判を実現する」「市民感覚を司法の場に取り入れる」というのが裁判員制度を導入する理由ということですが、その「市民感覚」や「常識」で、性暴力犯罪に対する正しい評価ができるのでしょうか? これまでの裁判でも被害者達は過酷な体験をしてきました。一般市民が裁判員となり、実際の審理に関わるとなれば、これまで以上に被害者の心理的な負担は大きくなることが予想されます。 選任手続きにおける被害者プライバシーの問題だけでなく、裁判員制度が導入されることで持ち上がる様々な問題を、出来るだけ多くのかたに知っていただきたく、このサイトを立ち上げました。
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