サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
新内閣発足
www5b.biglobe.ne.jp/~saturn
第4章 雨滴の落下速度 水滴には、鉛直下向きに重力、上向きに空気の粘性による抵抗力がはたらく。 速度に比例する抵抗力がはたらく場合 水滴が小さいとき、抵抗力の大きさは水滴の速度に比例する。 鉛直下向きにx軸をとり、落下している間の質量変化を無視するとNewtonの運動方程式は、 v=dx/dtを用いて式を整理すると、 これを初期条件t=0でv=0のもとで解くと、 充分時間が経つと、重力と抵抗力がつり合って、 となる。これを水滴の終端速度と呼ぶ。 空気の分子粘性係数をμ、水滴の半径をrとするとStokesの抵抗法則より、 k=6πμr また、 ρ=103 kg/m-3,g=9.8 m/s2,μ=1.8×10-5 N・sec/m2(15 ℃)より、 よって、終端速度は水滴の半径の2乗に比例する。 この議論が適用できる範囲は、Re<1、すなわちr<0.1mmの範囲である。 図1:速度に比例する抵
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『www5b.biglobe.ne.jp』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く