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ブラックフライデー
www8.ocn.ne.jp/~mental
卒業論文目次 「はじめに」 第1章 「共感」とは何か? ― 共感のイメージから ― �@相手と一緒になって同じように感じることl �A相手に同情してしまうこと �B相手に感情移入すること �C相手の状態をそのまま感じること 第2章 これまでの心理臨床における共感の処遇 1. 人間性心理学の立場から ●C.ロジャーズの「正確な共感的理解」 2. 深層心理学の立場から ― 転移/逆転移の問題として ― �@ユングの「元型的な結合のイメージとしての共感」 ●「傷ついた癒し手」の概念から �A「訓練された主観性 ―観察の道具としての共感― 」 �B「代理の内省」としての共感 ●ロジャーズと精神分析的アプローチにおける共感の相違 ●危険な逆転移についての補足 3. これまでの日本の心理臨床における共感の処遇について �@「カウンセラーの枠組み」による共感 �A
第3章 共感はどのようにして生じるのか? ― 脳神経生理学的観点から ― 本章では,前章のように「心理臨床における共感」という観点からではなく,そもそも人が人に共感するとはどのようなことなのか,という基本的な問題から「人間における共感」という事象について,脳生理学的観点から共感のメカニズムを探って行きたいと思う。ただし,ここでは「心の座」がどこにあるのか?という根源的な問題については,説明の便宜を図る為あえて触れないこととしている。 1.共感のメカニズム 心理学においては,内的な体験を表わす感情や情動などの言葉は厳密に区別されてはいないが,感情は主に内的な体験についていわれ,情動とは感情のような内的体験が表情・身ぶり・会話などの形で行動として表出された場合をいう。そこで「共感」は,まず提示された周囲の状況に対して内的な体験(感情)を認知し,表情や会話などを通してコミュニケーションを
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