False Negative はレビュアーの負担に、False Positive は実装者の負担に繋がります。そのため、AI 利用を前提とするなら False Negative をより減らす方向に倒すべきです。つまり、自動チェックを極力厳しくすべきです。 そして今のところ、最も確実で手っ取り早い自動チェックの手法は、テストと型チェックです。だから我々は、readable, testable, checkable なコードを書くように AI を誘導する必要があります。 自己完結的なコードはバグを起こしにくい コードを改修する際には大抵、依存しあう複数の箇所を合わせて変更します。この時に考慮や更新の漏れがあると、バグに繋がります。依存する情報が小さな範囲にまとまっていて自己完結的であれば、考慮漏れをしにくくなり、バグを起こしにくいと言えます。 具体例として、会計時の割引額を計算するロジックを考