展示風景より、フィンセント・ファン・ゴッホ《夜のカフェテラス(フォルム広場)》(1888年9月16日頃) キャンバスに油彩 80.7×65.3cm クレラー=ミュラー美術館 © Collection Kröller-Müller Museum, Otterlo, the Netherlands 阪神・淡路大震災から30年の節目にあわせ、神戸市立博物館で「大ゴッホ展 夜のカフェテラス」が開幕した。 本展は、オランダのクレラー=ミュラー美術館が所蔵するファン・ゴッホの珠玉のコレクション57点と、同時代の画家たちの作品17点を紹介するもの。担当学芸員は神戸市立博物館の塚原晃である。 クレラー=ミュラー美術館は、ファン・ゴッホの油彩画約90点、素描約180点を所蔵する世界有数のゴッホ・コレクションを誇り、その規模はアムステルダムのファン・ゴッホ美術館に次ぐ世界第2位を誇る。 本展では、ゴッホの数あ