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新内閣発足
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2025年4月30日、経済産業省の若手新政策プロジェクトPIVOT(Policy Innovations for Valuable Outcomes and Transformation)は、取組の一環として「デジタル経済レポート:データに飲み込まれる世界、聖域なきデジタル市場の生存戦略」を公表しました。 このレポートでは、デジタル関連収支において国外への支払いが過剰になる「デジタル赤字」の構造問題について指摘しています。 いま、日本のデジタル市場で何が起こっているのか? どうすればデジタル赤字構造を解消できるのか? そこで2025年6月、商務情報政策局 情報経済課に所属でプロジェクトリーダーの津田通隆さん(現:情報処理推進機構 デジタルアーキテクチャ・デザインセンター 情報分析官)(@MichitakaTsuda)に、サイボウズで国や行政機関へ政策提言の役割を持っている執行役員 ソーシャ
日本の伝統的な大企業は、社会的信用度が高く、安定感があります。しかし、組織が大きいがゆえに「変化が遅い」「風通しが悪く意見が通りにくい」「やりたいことが自由にできない」など、ネガティブな声も少なくありません。 他方で、大きな組織だからこそ、長期間にわたり全世界で安心して利用され、日本に大きな国益を生み出すIT基盤技術を豊富に作り出すことができる可能性があります。 情報処理推進機構(IPA)産業サイバーセキュリティセンター サイバー技術研究室室長で、コロナ禍にはNTT東日本や筑波大学など複数組織と連携し、無償で利用できるシンクライアント型VPN「シン・テレワークシステム」をわずか2週間で開発した登 大遊さんは「工学系(技術系)人材と人文社会系(文系)人材が密接に連携すれば、日本の大企業は価値ある仕事ができる」と言います。 大きな組織でやりたいことを実現し、熱量高く働くためには、どうすればよい
社員数が1000人を超えてから、組織的にはいろいろと「よろしくない面」が出てきました──。サイボウズ代表の青野慶久はそう打ち明けます。 かつてのサイボウズでは考えられなかった出来事が起きたり、社歴の差による考え方の違いが出てきたり。2024年には、これまで胸を張って掲げてきた、働き方に関する表現を見直す決断もしました。 このままサイボウズは、よくある大企業の1社になってしまうのか。サイボウズが変えるべきもの、守り続けるべきものとは。 他社でも同じような悩みを抱えるケースは少なくないはずです。組織が拡大するなかで、企業としての成長と、社員一人ひとりの幸福を両立し続けていくためには何が必要なのでしょうか。 サイボウズの社内大学「CAAL(カール)」卒業生の2人が青野を囲み、本音を語り合いました。
「わかりあえない」から進むテクノロジー 新概念「Plurality」を解く。対立する意見を糧に、デジタル技術で世界の分断をつむぎなおす──オードリー・タン×グレン・ワイル×Code for Japan関治之 みなさんは、人類にこれからどんな未来が待っていると思いますか? AIが仕事をすべて引き受け、人間はのんびりと過ごせる未来でしょうか? SFが描く未来はわかりやすいですが、現実は複雑で、未来を完璧に予測することはできません。 でも、この「複雑さ」を受け入れ、複数の可能性を同時に進めていけるとしたら? わたしたちはもっと便利で、安全で、幸せな未来をつくれることでしょう。 これが、台湾の初代デジタル発展相を務めたオードリー・タンさんと、経済学者でマイクロソフトの研究主任でもあるグレン・ワイルさんが提唱する「Plurality(プルラリティ)」に基づく未来の考え方です。 2人はつい先日このビジ
AIの発達による自動化や効率化に代表される、とどまることのないテクノロジーの進化によって、世界は大きく変わろうとしています。 その変容を肌で感じてはいるものの「会社で新たに導入されたデジタルツールを使いこなせず、業務に活用できていない」「ITの知識に疎く、わからないことを人任せにしてしまう」という人も少なくないはずです。急速に進化し続けるテクノロジーに対して、わたしたちはどんな距離感で接すればいいのでしょうか。 そのヒントを探るべく今回お話をうかがったのは、AIエンジニア・起業家・SF作家として活躍している安野貴博さん。2024年の東京都知事選に「テクノロジーの力で誰も取り残さない東京をつくる」というビジョンを掲げて出馬した人物です。 わたしたちの未来はテクノロジーの力で、どのように変わっていくのか。また、その未来では、どんなスタンスでテクノロジーとかかわることが求められるか。わたしたちと
世界はひとつの声に支配されるべきではない。 対立を創造に変え、新たな可能性を生む。 プルラリティはそのための道標だ。 空前の技術革新の時代。 AIや大規模プラットフォームは世界をつなぐと同時に分断も生んだ。 だが技術は本来、信頼と協働の仲介者であるべきだ。 複雑な歴史と幾多の分断を越えてきた台湾。 この島で生まれたデジタル民主主義は、その実践例だ。 人々の声を可視化し、多数決が見落としてきた意志の強さをすくい上げる。 多様な声が響き合い、民主的な対話が社会のゆく道を決める。 ひるがえって日本。 少子高齢化、社会の多様化、政治的諦観……。 様々な課題に直面しながら、私たちは社会的分断をいまだ超えられずにいる。 しかし、伝統と革新が同時に息づく日本にこそ、照らせる道があると著者は言う。 プルラリティ(多元性)は、シンギュラリティ(単一性)とは異なる道を示す。 多様な人々が協調しながら技術を活用
サイボウズ式の人気シリーズ「ブロガーズ・コラム」。このシリーズでは、ブロガーのみなさんの体験談をもとに、新しいチームワークや働き方について考えます。 今回は、仕事も家庭もがんばる「フルキャリ」という働き方を実践されている、会社員兼ブロガー・はせおやさいさんにコラムを執筆いただきました。 働く女性は「バリキャリ」か「ゆるキャリ」のどちらかだけ? わたしが子どもを産んだのは、2018年。高齢出産で産んだ子どもはそれはそれはかわいく、このまま家庭中心の生活にシフトしてもいいかな……と思ったこともありました。 しかし、いざ子ども「だけ」に向き合ってみると、なかなかそのライフスタイルが自分にフィットしない。子どもはかわいいのですが、子どもを主語として生きていると、それまで自分の中にいた「わたし」がいなくなってしまうような感覚にとらわれました。 あれ? このままではいけないぞ……と思い始めて仕事に復帰
チームワーク チームワークあふれる社会 マネジメント 新しいチームのあり方を探求 人事制度 多様な働き方を支える仕組み ワークスタイル 働き方、生き方、もっと自由に 情報共有 チームワークは情報共有から テクノロジー 課題はテクノロジーで解決 多様性 100人100通りの個性 キャリア 人生の「積み上げ方」を見直す 青野慶久 サイボウズ社長の想いと覚悟 コラム サクッと気軽に読める 会社で働いていると、えらい人から受けがちなアドバイスに「経営者目線を持って仕事をしよう」というものがあります。 言葉にはいくつかバリエーションがあり、「経営視点を持って仕事しよう」とか「視座を上げて働こう」とか色々言われますが、基本的にはすべて同じことを意味しているのだと思われます。要は、ひとりの従業員としての立場を離れて、高い視点から自分の仕事を捉えつつ働こうというアドバイスです。 僕も新卒で入った会社で、事
ここ数年、リモートワークやフレックスタイムなどの「多様な働き方」を取り入れる企業が増えてきました。ただ、働く時間や場所がバラバラになると、いっしょに働く仲間とのつながりを感じにくくなることもあります。 筆者であるわたくし曽我は、最近サイボウズに入社し、遠方からリモートワーク中心で働いています。 「仕事には慣れてきたけど、なんとなく寂しいな……。」そんな時、チームメンバーから「実はプロフィール帳を作ってみたから、みんなでやってみようよ!」という意外な提案が。 「え、プロフィール帳? それって、学生の頃に流行ったアレでしょ?」と最初はちょっと疑問に思いましたが、一度試してみることにしました。 入社して半年。仕事には慣れてきたけど…… サイボウズに入社して半年。気がつけば業務に慣れてきました。 サイボウズへ転職したのは「多様な個性を重視」する考え方に共感したから。かくいうわたしも、地方からリモー
「やりたい仕事ができない」「同期の活躍を喜べない」──仕事に一生懸命な人ほど、周りと比べてあせってしまうことがあると思います。 今回寄稿いただいたのは、広告代理店で20年以上働いてきたいぬじんさん。 「40代のいま、20代のころの自分にアドバイスしてあげるとしたら、何を伝えたいですか?」というテーマで、コラムを書いていただきました。 ぜひみなさんも、「20年後の自分自身からもらった手紙」だと思って読んでみてください。少しだけ気持ちが楽になるヒントがみつかるかもしれません。 40代のぼくが、20代の自分に伝えたいこと 20代の君へ。 どうも、40代中年のぼくです。おそらく君は、いつも周りと比べてあせっていると思います。 コピーライターになりたくて広告代理店に入社したのに、マーケティング部署に配属になって、毎日、苦手な数字とにらめっこを続けている。そして、「こんな時間が、これからどのくらい続く
お坊さんと言えば「人格者」というイメージです。悩みごとがあれば「その場合は、こうするといいですよ」と導いてくれる……そんな印象があります。メディアでも、説法されている姿をよく観ますよね。 そんなお坊さんですが、実は、かなり悩んでいるようなのです。ひょっとしたら、一般人よりも「闇が深い」かもしれません。 今回は、若手のお坊さんを対象にしたキャリアスクール「TERA WORK SCHOOL」を運営されている株式会社人と土の田中勲さんと、講師をつとめられている光琳寺 住職の井上広法さんに「お坊さんのキャリア」についてお話を伺いました。 そこにあったのは、ビジネスパーソンにも通ずる内容でした。「お坊さん」を「わたし」、「お寺」を「会社」と読み替えると、いろんな「闇」から、さまざまな「人生訓」が見えてきました。
会社から求められる「やるべきこと」と、自分が「やりたいこと」のバランスをとるのは、なかなかむずかしい。 無防備に「やりたいこと」を表明すれば、すべての責任が自分ひとりにのしかかったり……。「やりたいこと」があっても、どう実現すればいいか分からなかったり……。 どうすれば、サラリーマンは会社で「やりたいこと」を叶えられるのでしょうか? 元コピーライターで、現在は事業開発に取り組んでいるいぬじんさんに、コラムを寄稿いただきました。 いつまでも無邪気に「やりたい」と言ってられない問題 『必ず手に入れたいものは、誰にも知られたくない』という歌がある。 若い頃、ぼくはこの歌詞の意味があまりよくわからなかった。手に入れたいものがあるなら、できるだけ色んな人たちにそれを知らせれば、自然とチャンスが巡ってきて、いつかは手に入れることができる。そういう風に思っていたし、実際にそういう経験を何度もしてきた。
チームワーク チームワークあふれる社会 マネジメント 新しいチームのあり方を探求 人事制度 多様な働き方を支える仕組み ワークスタイル 働き方、生き方、もっと自由に 情報共有 チームワークは情報共有から テクノロジー 課題はテクノロジーで解決 多様性 100人100通りの個性 キャリア 人生の「積み上げ方」を見直す 青野慶久 サイボウズ社長の想いと覚悟 コラム サクッと気軽に読める こんにちは、ライターの生湯葉シホといいます。私はふだん、人文系の研究者の方からアーティスト、個人商店を営む方など、いろいろなお仕事の方にインタビューをさせていただいたり、エッセイを書いたりしています。 今回、サイボウズさんから「多様性が叫ばれる時代、他者には『なにも言わない・なにもしない』のが安全なんだろうか?」というテーマをいただきました。 たしかに自分のまわりでも、「最近『〇〇』という言葉が簡単に使えなくな
「誰かが喧嘩をしている声を聞くと、自分のことじゃないのに具合が悪くなってしまう」「相手を不快にさせないか細かい部分が気になって、なかなかメールを送れない」 心細やかで繊細な人は、こうした悩みを抱えることが多いもの。その繊細な気質は「HSP(Highly Sensitive Person)」と呼ばれ、5人に1人の割合でいるとされています。 一方で、「繊細な人」にかかわる人の中には、その細やかな気質にとまどい、どう接していいか悩むことも少なくありません。 では、感じ方が異なる人同士が、ともに健やかに働くためにはどうすればいいのでしょうか。 今回、サイボウズ式編集部では、SNSにて「繊細さに関する悩み」を募集。『繊細な人が快適に暮らすための習慣 医者が教えるHSP対策』(KADOKAWA)の著者で、精神科医の西脇俊二さんに、集まったお悩みに対する原因と対策法について教えてもらいました。
チームワーク チームワークあふれる社会 マネジメント 新しいチームのあり方を探求 人事制度 多様な働き方を支える仕組み ワークスタイル 働き方、生き方、もっと自由に 情報共有 チームワークは情報共有から テクノロジー 課題はテクノロジーで解決 多様性 100人100通りの個性 キャリア 人生の「積み上げ方」を見直す 青野慶久 サイボウズ社長の想いと覚悟 コラム サクッと気軽に読める
好きな仕事をしているんだから、しんどくても我慢しなくちゃ──。 気がつけば私たちは、さまざまな理由をつけて、「しんどさ」と真正面から立ち向かったり、我慢したりしてしまいがち。 「しんどさ」は、本当に真正面からマジメに向き合わなくてはいけないものなのでしょうか? 全力で「逃げる」ことを勧めたいというコラムニストのりょかちさんに、特集「ひとりじゃ、そりゃしんどいわ」でコラムを執筆いただきました。 #仕事しんどい #ちょっとマシになるかも? 仕事は好き。でもしんどいし、めんどくさい 人生、すべてがめんどくさい。 一週間に一度は「もうやだ……」と言っている気がする。 というのも私は、とにかく根性のない人間に生まれたのである。家族全員運動神経が良い家庭に生まれたのに、私だけ鉄棒の逆上がりもできなければ側転もできなければ泳げないのは、シンプルに何かを一人前にできるようになるほどの根性がなかったからだと
頼りたいけど頼れない。甘えたいけど、甘えられない。 そこには、「困りごとにひとりで対処できる人のほうがえらい」という思い込みがあるのかもしれません。 周りはみんな優しく手を差し伸べてくれるのに、わたしはなぜその手を受け取ることができないのだろう? そんな想いを抱えた、会社員兼ブロガー・はせおやさいさんに、特集「ひとりじゃ、そりゃしんどいわ」でコラムを執筆いただきました。 #仕事しんどい #ちょっとマシになるかも? 思っていたより、しんどい! 働きながら子どもを産み育てようとしたとき、さまざまな制約が降り掛かってきます。時間的なこと、経済的なこと、精神的なこと……。そんなとき、周りはこんなふうに言ってくれました。 「困ったことがあったら、いつでも頼ってね」 みんな親切心から言ってくれるこの一言。本当に嬉しいです。嬉しいのですが、でも、どうやって頼ればいいの!? このしんどさは、誰が助けてくれ
チームワーク チームワークあふれる社会 マネジメント 新しいチームのあり方を探求 人事制度 多様な働き方を支える仕組み ワークスタイル 働き方、生き方、もっと自由に 情報共有 チームワークは情報共有から テクノロジー 課題はテクノロジーで解決 多様性 100人100通りの個性 キャリア 人生の「積み上げ方」を見直す 青野慶久 サイボウズ社長の想いと覚悟 コラム サクッと気軽に読める 皆さんこんにちは。中間管理職の編集長、たられば(@tarareba722)です。 今回サイボウズさんより、「多様性」というテーマでエッセイの依頼をいただきました。 多様性、いろいろと考えたすえわたくしに思いついたのは、(政治政策や社会制度の話ではなく)身の回りの仕事のことでした。中間管理職の皆さまが一度は必ずぶつかる問題、「スタッフは自分のコピー(のような能力を持つ人材)がいいか問題」です。 「自分のコピー」を
ぼくの経験からすると、そういう状況があまりに長く続いていると、だんだん良いアイデアが出てこなくなる。楽しいことを考えられなくなり、生活のリズムも崩れ、本当に体調が悪くなってしまうことがある。 だけど、このことに自分自身で気づくのはなかなか難しい。なぜなら、心は嘘をつくからだ。 これまで働いてきた中で、ぼくが本当に危なかったな、と思うときは、そういう自分の心の嘘に気づけなかったときのように思う。 「しんどいけど楽しい」にご注意 ぼくは若い頃、コピーライターになりたい、という希望を胸に抱きながら、他の仕事をしていた。なかなか思い通りにキャリアが進まず、すごく焦っていたのを思い出す。 本当にやりたいことではない仕事を、遅くまで無理して取り組んでいることにも、ストレスを感じていた。だけど、ここで「しんどいから夢をあきらめたい」と言ってしまったら負けだ、と思っていた。 だから、夜までずっと普段の業務
理想の体重に近づくための無理なダイエット、売り上げノルマの達成に向けた過度な労働、適齢期までの結婚を望む大きなプレッシャー。 目標となる「数字」は、モチベーションの源泉となる一方、日々の言動を強制するものでもあります。もしも数字を手放せたら、わたしたちはもっと主体的に生きられるかもしれません。 そんな背景から今回、『ダイエット幻想 ──やせること、愛されること』において、「数字」が持つ影響力について言及している人類学者の磯野真穂さんにインタビューを実施。 前編では、数字が持つ影響力や自分の価値基準をつくる方法などを伺ってきました。 後編では、磯野さんが数字を手放した経験や数字に追われる社会でのサバイバル術、「やらない」などの話題を通して、どうすれば数字とうまく付き合っていけるかを探っていきます。
「あ、この人ムリかも」「関わってもムダだな」——そう感じたことはありませんか?どんなに近しい人でも、価値観のちがいはあるものです。 今回は、会社員兼ブロガーのはせおやさいさんに、「分かりあえない人との関わり方」について執筆いただきました。 どうすれば、わたしたちは「分かりあえない」から一歩前に進むことができるのでしょうか? 「多様性」、幅広すぎませんか 最近よく耳にするようになった「多様性」という言葉。 「多様性」ってなに? と問われたとき、年齢や性別といった「属性」的な面であったり、ライフスタイルや価値観といった「思想」面での違い、というようにまとめると伝わりやすいかもしれません。 でも、わたしたちの「違い」をフォローするために、「多様性、大事だよね!」と単語ひとつでカバーしてしまうのは、あまりに安直で、幅が広すぎる。そう思うことはありませんか? たとえば、わたしは働く母親なのですが、同
チームワーク チームワークあふれる社会 マネジメント 新しいチームのあり方を探求 人事制度 多様な働き方を支える仕組み ワークスタイル 働き方、生き方、もっと自由に 情報共有 チームワークは情報共有から テクノロジー 課題はテクノロジーで解決 多様性 100人100通りの個性 キャリア 人生の「積み上げ方」を見直す 青野慶久 サイボウズ社長の想いと覚悟 コラム サクッと気軽に読める 「僕の働きぶりは十分なのか?」という疑問 僕はスイス育ちの白人男性だ。日本の中では少数派で、これまでも自分の立場やキャリアについて考えてきた。 2020年8月13日日本人の同僚に知ってほしいこと──欧米人の僕が、日本企業で初めてマイノリティになった苦悩と期待 しかし、新年を迎えてまた、自分のキャリアに疑問をもち始めている。 2021年の暮れ、人事考課や給与交渉、2022年の戦略立案などを終えた。と同時に、ほかの
地方でNPO法人を運営しながら、サイボウズで副(複)業している竹内義晴が、実践者の目線で語る「長くはたらく、地方で」。今回のテーマは「都市部人材の、地方における複業」について。 東京一極集中の緩和や地方創生、地方企業の人材確保の手段として、また、都市部人材のキャリアアップや、経験豊富な人材が次に活躍する場として、都市部人材と地方企業をマッチングする「地域複業」の取り組みが地方自治体で盛んだ。 しかし、実際に取り組んでみたら、地域複業は単なる「人材マッチングではない」ことに気が付いた。地域と子どもたちへの「未来に対する投資」だったのだ。 わたしは2018年に、サイボウズ式で地方移住はハードルが高い。都心で働く人には「地方複業」がベストではないかという記事を書いた。「地方の企業に、都市部の人が複業できる仕組みをつくれば、仕事を通じて、人が行き来する機会ができるのでは?」という提案だ。 2018
「昭和の価値観を引きずっている」「アップデートできない」──なにかと揶揄されることが多い「おじさん」。特に、多様性の大切さが叫ばれるようになった近年、「おじさんは多様性への理解がない」といった意見が少なくありません。 「さようなら、おじさん」「脱おじさん社会」のように、「おじさんは多様性になじまない」といったメッセージが多く流れる中、本来、さまざまな違いがあることをよしとするのが多様性のはずなのに、それとはなんとなく矛盾するメッセージに、居心地の悪さを感じている人も、いるかもしれません。 また、サイボウズでは2021年2月に、取締役が3人のおじさんであることを鑑み「多様性に関するお詫び」との広告を掲載しましたが、SNSなどを通じてさまざまなご意見をいただきました。 そこで、「おじさんと多様性」について考えてみたくなりました。 こんにちは、おじさんです。50歳です。 ボクはこれまで、自分のこ
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