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新内閣発足
fweb.midi.co.jp/~naohiko
■楽譜の写譜と浄書のお話し 日本製のミニスコアや、全音ピアノピースなど、よく目にする楽譜集ですが、 これが手書きだということを知っていますか? 今回は手書きで作成される楽 譜に関するコラム。 雑誌の付録についてくる楽譜などはコンピュータによって作成された楽譜も出 てきていますが、まだほとんどが手書きなんです。日本楽譜出版社のミニスコ アには最終ページに浄書家の名前が記載されています。浄書家によって微妙に 楽譜にも個性があります。 さて、手書き楽譜と言っても大きく分けて写譜と浄書の2つに分けられます。 写譜というのは急ぎで楽譜が必要な場合や、1度きりでしか使わないような譜 面を作成する手順で、写譜ペンと言われる先の平らな万年筆で書かれます。 現在でもスタジオ用の楽譜は写譜屋さんがせっせとパート譜作りをしています し、吹奏楽の一部の譜面でも写譜屋さんが書かれたそのままの譜面であること がありま
■循環呼吸(サーキュラーブリージング) 息を吐きながら吸います。そうすることによって、長いロングトーンを、ブレ スの為に途絶えさせたりすることもなく、また、長い旋律を一息で吹けるよう になります。ナイディックもモーツァルトのコンチェルトの2楽章で、この循 環呼吸を多用しているようです。意外にプロ奏者は使っているようで、注意して 聞くと演奏中に「シュッ」っと息の音がすることがありますが、これが循環呼吸 です。最近の新譜では、大島文子さんのCDでも循環呼吸が多用されています。 この循環呼吸を曲芸のように披露する奏者も多く、5分もノンブレスで曲を吹く 奏者もいます。有名どころではデューク・エリントン楽団のバリトンサックス 奏者であるハリー・カーネイでしょうか。彼は、ソフィスティケイテッド・レディ という曲で、いつも最後に循環呼吸を使用して何分もノンブレスで吹き続け、 観客の声援と拍手を貰ってい
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