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新内閣発足
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ジャーナリストの伊藤詩織さんは、自身の性被害を取り上げたドキュメンタリー映画『Black Box Diaries』で一部映像や音声を許諾のないまま使用した問題について、公式ホームページにタクシー運転手とその家族に対する謝罪文を掲載した。 この問題をめぐって、今年2月に外国特派員協会で記者会見した伊藤さんの元代理人弁護士側は、伊藤さんとの間で問題は現在も「全く解決していない」とした。 ●タクシー運転手に謝罪受け入れてもらったが、元代理人との間では「解決してない」 10月25日付の謝罪文で、伊藤さんは、承諾なく運転手の映像を撮影し、その後、連絡を取れないまま、映画に使用したことに「この判断は間違いであり」とし、「協議中も使用を続けたことについても謝罪いたします」とした。 なお、運転手は伊藤さんの謝罪を受け入れたとして「このたびの謝罪を寛大に受け入れてくださり、新しいバージョンの使用をお許しいた
ジャーナリストの伊藤詩織さんは、自身の性被害を取り上げたドキュメンタリー映画『Black Box Diaries』で一部映像や音声を許諾のないまま使用した問題をめぐり、公式ホームページに謝罪文を掲載した。 謝罪文は10月25日付で、謝罪対象は、タクシー運転手とその家族。伊藤さんは承諾なく運転手の映像を撮影し、その後、連絡を取れないまま、映画に使用した。 「この判断は間違いであり、ご本人やご家族の皆さまに多大なご不快な思いをおかけすることとなりました。この点について、心よりお詫び申し上げます。協議中も使用を続けたことについても謝罪いたします」(謝罪文から) そのうえで「このたびの謝罪を寛大に受け入れてくださり、新しいバージョンの使用をお許しいただいた」としている。
「最も高い山型の仕掛け花火」(8月)がギネス世界記録に認定された千葉県市川市の市民納涼花火大会で、市がギネスの認定証とともに花火の写真を展示したところ、1人の市民からのクレームで写真を撤去する事態となり、様々な意見が市に届く事態となっている。 メディアで報じられたことによる大きな反響もあり、意見の多くは市の対応を批判するものだ。何があったのか。市川市は弁護士ドットコムニュースの取材に「1件での撤去にはそれなりの理由がある」とした。 ●「写真家への影響も考えられる」ことも総合考慮したと説明 市川市の観光振興課によれば、10月8日、市の庁舎に、ギネスの認定証が展示され、一緒に花火の写真も添えられた。撮影者は、市の依頼をうけ、無償で撮影・提供した写真家だった。 翌9日になって、1人の市民から「市役所など公の施設を使用して、特定のプロ写真家のPRないし利益の促進につながるような行為を、行政(市川市
国家に命を絶たれながら、28年が経った今も議論や研究の対象になる稀有な死刑囚がいる。 彼が残した膨大な遺品は支援者らが守り続けてきたが、時の経過とともにその保存が危機的な状況を迎えている。凶悪犯罪の防止や刑罰のあり方を考えるうえでも貴重な資料を後世にどう引き継いでいくべきか。(弁護士ドットコムニュース・一宮俊介) ●刑の執行から約30年、今も影響を与える死刑囚 永山則夫(ながやま・のりお)は19歳だった1968年、東京や京都、函館、名古屋で警備員やタクシー運転手など計4人をピストルで相次いで射殺し、1990年に死刑が確定。1997年8月1日、48歳の時に死刑が執行された。 永山は1949年、8人兄弟の第七子として北海道網走市で生まれ、母親のふるさと青森に移った。貧困や暴力の中で育ち、自殺未遂を繰り返した末に事件を起こした。 逮捕され刑事施設で生活する中で書物を読みふけり、多くの小説や詩を書
考え事をしながら急いで買い物をしていたら、商品を持ったまま無意識に店を出てしまった──。 「盗む気はなかった」と一貫して否認した男性に対して、裁判所は今年9月、無罪の判決を言い渡した。「認めた方が早い」と考える人もいる小さな事件の裏には、多くの冤罪被害者が生まれる可能性がある。(弁護士ドットコムニュース・一宮俊介) ●「盗む気はなかった」、信じてもらえず逮捕 事件は2024年7月2日午後6時半過ぎに起きた。 東京都に住む会社員の男性(55)は、いつも利用している地元のスーパーに立ち寄った。その日は平日の夕方で、客が多い時間帯だった。 男性は同居する母親に安否確認の電話をした後、商品棚からプロテインを左手で取った。その約10秒後、今度は右手で発酵乳のR1を2本をピックアップし、急いでレジに向かった。 その途中、右肩にかけていたトートバッグから財布を取り出そうと、右手をバッグに入れた際、R1と
JR山手線内回りの車内で催涙スプレーを噴射し男性2人に怪我をさせたとして、10月20日の夜、30代女性が傷害の容疑で現行犯逮捕されたとの報道がありました。 日テレNEWSなどの報道によると、東京都豊島区の大塚駅付近を走行中の車内で、女性は優先席をめぐり被害者の男性と口論となり、催涙スプレーを噴射したということです。 一方で、その後の報道では、女性が「勾留に耐えられないと判断され、釈放された」とのことです。逮捕後に比較的すぐに釈放された背景には、どんな事情が考えられるのでしょうか。 ●催涙スプレーの噴射は「傷害罪」になりうる 今回、女性は傷害(刑法204条)の疑いで逮捕されています。同罪の成立には、人の身体の生理的機能を害する「傷害」結果が生じていることが必要です。 催涙スプレーの成分は、目や呼吸器などに強い刺激を与え、人の生理的機能を害するものです。今回のケースでは、実際に乗客2名が負傷し
自分の月極駐車場に知らない車が無断駐車されている──。当事者になってみると、これほど腹立たしいことはありません。 X上では、こうした嘆きの投稿に"在野の識者"がさまざまな知見を寄せる中、「盗難車かもしれないと通報すれば警察が動く」という"ライフハック"が注目を集めました。 しかし、この方法は本当に有効なのでしょうか。車をめぐるトラブルにくわしい松本洋明弁護士に聞きました。 ●「盗難車かもしれない」と通報する効果と限界 ──自分が契約している駐車場に他人の車が停まっていた場合、「放置車両がある。盗難車かもしれない」と通報するとどうなりますか。 月極駐車場に見知らぬ車が停まっていたら、大変腹立たしいものです。 このときに「盗難車かもしれない」と通報することは、一定の効果をもたらす可能性がありますが、注意点もいくつかあります。 まず、警察には「民事不介入の原則」というものがあります。 これは、ト
9月にSNSに書き込まれた「京大の左翼と別のジジイババア左翼集団が応援に来てた」などとする匿名の投稿が京都地裁の一般職員によるものだったことが10月20日までに、最高裁への取材でわかった。 この職員について、最高裁は弁護士ドットコムニュースの取材に「京都地裁において対応を検討中」としている。 ●Xに投稿「法廷出てからやって」「鬱陶しかった」 匿名の投稿は9月22日に、以下のような内容でXに書き込まれた。 「中核派の勾留理由開示で、京大の左翼と別のジジイババア左翼集団が応援に来てたけど 法廷で騒ぐわ、学生と高齢者が大喧嘩して殴り合うわ。。 法廷出てからやって欲しい。ずっと90dB超えてて鬱陶しかった。」 京都新聞の記事によると、この日は京都地裁で、京都大学構内で起きた事件に関する被疑者の勾留理由開示手続きがあり、傍聴に訪れた人が傍聴席でつかみあったり、大声を出したりする場面があったという。
約2億円相当(当時)のビットコイン詐欺事件で懲役7年の刑に服することになった八木橋健太郎さん(39)。 金属アレルギーがあるにもかかわらず、受刑中に強制的にひげを剃られたとして、弁護士をつけずに国を訴え、勝訴したことは以前の記事で紹介した。彼はほかにも、受刑者の選挙権が制限されていることの違法性を問うなど、塀の中から複数の裁判を起こしてきた。 刑務所に入った当初は淡々と服役するつもりだったが、ある出来事をきっかけに「法廷で闘う」ことを決意したという。(弁護士ドットコムニュース・一宮俊介) ●「命がかかってるのに…」刑務所対応への疑問が闘争の出発点 ──受刑者が裁判を起こすと、刑務所側から嫌がられるのでは? 刑が確定し、喜連川社会復帰促進センターに移送されて3カ月ほどが経ったところで、白血病が見つかったんです。 命に関わる病気なのに、対応はいい加減で「ちょっと待ってくれ」と思いました。自分の
イラストレーターで漫画家の江口寿史さんをめぐり、トレパク(トレース・盗作)疑惑が浮上した。起用していた複数の企業が、広告や商品の差し替え、使用中止といった対応に追われている。 ただ、「盗作」との指摘が法的にも適切なものかといえば、著作権にくわしい専門家は慎重な見方が必要だとの見解を示している。 一方で、今回の問題が企業に与えた影響は大きく、今後、クリエイターへの依頼や制作体制にも見直しが求められそうだ。ビジネスと著作権にくわしい出井甫弁護士に聞いた。(弁護士ドットコムニュース編集部・塚田賢慎) ●「トレース=著作権侵害」とは限らない ——江口さんの作品をめぐっては、元画像とされる写真が多数掘り起こされています。法的に「権利侵害」となる可能性はあるのでしょうか。 たしかに、他人の作品をなぞる「トレース」は、著作権侵害に発展するリスクが高い行為です。 しかし、どんなトレースでもすべてが侵害にな
群馬県草津町の黒岩信忠町長(78)と肉体関係を持ったと虚偽の告発をしたとして、名誉毀損と虚偽告訴の罪に問われた元草津町議、新井祥子氏の有罪判決(懲役2年、執行猶予5年)が確定した。 前橋地裁への取材でわかった。検察側、弁護側の双方が期限の10月14日までに控訴しなかったという。(弁護士ドットコムニュース・一宮俊介) ●民事、刑事ともに「わいせつ行為なかった」司法判断が確定 事件をめぐっては、新井氏に対して、黒岩町長への165万円の損害賠償を命じた民事裁判の判決もすでに確定しており、民事・刑事の両面で「わいせつ行為はなかった」とする司法判断が固まった。 判決などによると、新井氏はライターの男性と共謀し、黒岩町長の名誉を傷つけようと考え、2019年11月11日ごろ、「町長室にて町長と肉体関係をもちました」などと記載した電子書籍をキンドルストアで販売。不特定多数の人が閲覧できる状態にし、黒岩町長
弁護士ドットコム インターネット 野外音楽フェス「TOKYO ISLAND」で騒音被害か、東京都に苦情135件「ずっと重低音が響く」「体調悪くなった」
弁当チェーン「ほっかほっか亭」が、店名ロゴなどに使われている手書き風の独特な書体をデザイン・制作した人物を探すため、SNSで情報提供を呼びかけた。 50年以上前に、当時アルバイトだったという学生が書体をデザインしたとされるが、性別を含めて、それ以上の詳細はわかっていないという。 同社は2026年6月の創業50周年を前に「感謝を伝えたい」としている。すでに多くの情報が寄せられているそうで、なんとも心温まる話題なのだが、気になることもある。 もし名乗り出た人が本当に制作者本人だった場合、何らかの権利を主張できるのだろうか。たとえば、過去にさかのぼって書体の「使用料」などを請求することは可能なのか。 「いい話」に水を差すようで心苦しいが、知的財産権にくわしい高木啓成弁護士に法的な考え方を整理してもらった。(弁護士ドットコムニュース編集部・塚田賢慎) ●書体のデザインは著作物か? ——「書体」のデ
「心中」という名称の見直しについても慎重に検討を行う必要がある──。 こども家庭庁の専門委員会が9月11日に公表した報告書は、「子殺し自殺」など国内外で使用されている表現を紹介しながら、そう踏み込んで提言した。 背景には、親の「心中」に巻き込まれて死亡する子どもが後を絶たない現状への強い危機感がある。委員会は「心中は虐待である」と強調している。 ●2023年度の虐待死は65人、心中以外では0歳児が7割弱 こども家庭庁の「児童虐待等要保護事例の検証に関する専門委員会」は、虐待による子どもの死亡事例を検証し、再発防止策を提言する目的で毎年報告書をまとめている。 報告書によると、2023年度に発生または表面化した児童虐待による死亡者は65人。このうち「心中以外の虐待死」が48人、「心中による虐待死」が17人だった。 「心中以外の虐待死」48人のうち、0歳児が33人(68.8%)と突出して多く、さ
大手予備校「河合塾」の男性講師が雇い止めされた問題で、最高裁は今年9月、河合塾の上告を受理しない決定を下した。これによって、河合塾の不当労働行為を認定した二審・東京高裁判決が確定した。 男性は復職が認められるとともに、2014年4月から2024年3月まで10年分の賃金が全額支払われる「バックペイ」も確定した。 業務委託の講師だった男性が雇い止めを通告されたのは2013年11月。最終的な解決まで、約12年の歳月が流れた。これまでの経緯と思いを改めて聞いた。(ジャーナリスト・田中圭太郎) ●河合塾と「業務委託契約」を結んでいた 復職を勝ち取ったのは、河合塾で数学や理科全般を教える佐々木信吾さん(63)。 東京大学理学部を1989年に卒業後、順天堂大学の付属病院で論文の基礎データを作成するなどの業務を経て、1990年12月から河合塾の講師として働き始めた。当時は契約書もないまま、1コマあたりの単
中学のときの通知表は「オール1」。両親のケンカが絶えず、公園のすべり台で眠ることもあった。そんな女性が今、弁護士として活躍している。 松本亜土(あど)さん(35)。「留置場のブラトップ着用」や「取り調べ拒否Tシャツ」などをめぐり、国や捜査機関の対応を追及している。 権力を相手に、なぜそこまで闘おうとするのか──。以前から抱いていた疑問を確かめるため、大阪市内の事務所を訪ねると、想像もしなかった過去が語られた。(弁護士ドットコムニュース・一宮俊介) ●私立女子中に入学も「みんな同じ制服が気持ち悪い」と2日で退学 ──どうして弁護士になろうと? 高校3年のときに「司法試験を受けたい」と思ったんです。でも、中学生のころの私は、通知表がオール1で、通信制高校に行くしかなかったんですよ。センター試験の1週間前、リーマンショックの余波で父の会社が倒産して…。 ──いきなり情報量が多いですね。松本さんは
弁護士ドットコム 国際・外国人問題 渡航前に頭に叩き込め、JFA幹部「AI生成児童ポルノ」有罪判決に学ぶ 「法律を知らなかった」で失う社会的地位
自民党本部で高市早苗総裁の取材待機中の生中継に「支持率下げてやる」などの発言が入り込んだ問題で、時事通信社は10月9日、自社のカメラマンがこの問題発言をしたことを認め、本人を厳重注意したと発表した。 同社は「関係者の方に不快感を抱かせ、ご迷惑をおかけしたことをおわびします」と謝罪している。 ●「報道の公正性、中立性に疑念を抱かせる結果」 問題が起きたのは、10月7日午後の自民党本部。高市総裁が公明党幹部との会談を終えた後のぶらさがり取材を前に、報道陣が待機していた様子を日本テレビなどが生中継していた。その際、「支持率下げてやる」「支持率が下がるような写真しか出さねえぞ」といった声が入り込んだ。 拡散した映像には発言者の姿は映っておらず、記者やカメラマンによるものかは不明だったが、SNS上では「印象操作している」「これがオールドメディアの実態」などとマスコミ批判が相次いでいた。 時事通信社に
自民党の新総裁に決まった高市早苗氏が10月7日に報道陣の取材に応じる際、待機していた報道関係者とみられる人物の声で「支持率下げてやる」「支持率が下がるような写真しか出さねーぞ」といった発言が、テレビの生中継映像に入り込んだことがわかり、ネット上で大きな話題になっている。 この件について、生配信をおこなっていた日本テレビは、弁護士ドットコムニュースの取材に対して「弊社の関係者による発言ではありません」と回答した。 ●映像から削除、「証拠隠滅では」との声も 問題の音声が入っていたのは、高市氏が公明党関係者との会談を終え、報道陣の取材に応じる場面をライブ中継していた日本テレビの映像だ。 高市氏が姿を現す前から生中継が始まっており、その途中で「支持率下げてやる」「支持率が下がるような写真しか出さねーぞ」といった声が流れたとされる。 画面には人の姿は映っておらず、発言が記者やカメラマンによるものかは
人気漫画家でイラストレーターとしても知られる江口寿史さんの作品をめぐり、いわゆる「トレパク」疑惑が広がっています。 発端は、江口さんが「インスタに流れてきた」という女性の写真をもとに描いたイラストを、自身のXに投稿したことでした。女性への無断使用が判明し、「トレパクではないか」との声がSNS上で相次いでいます。 しかし、他人の写真やイラストを模倣する行為は、創作の自由と権利の線引きが難しい問題でもあります。法的にはどのように整理されるのでしょうか。著作権法にくわしい福井健策弁護士に聞きました。(弁護士ドットコムニュース編集部・猪谷千香) ●「トレパク」で問題となる2つの権利 個別のケースは、事情を詳しく存じ上げないため、一般的な説明をします。 一般に「トレパク」と言われる行為には「既存の作品をトレースすれば即アウトで、そうでなければセーフ」という論調も時に見られますが、礼儀やモラルの問題は
生まれたばかりの赤ちゃんを殺害し、遺棄する事件が後を絶たない。 子どもは男女の交わりによって生まれるものだが、実際に逮捕され、実名や顔写真を報じられるのは女性ばかりだ。男性が責任を問われることは少ない。 「客が気付かないうちにスキンを外していたことによる妊娠と思われます」 性風俗店で働いていた時に妊娠、出産した我が子を自らの手で殺めた女性は、記者への手紙でそう明かした。周囲にも風俗の仕事で妊娠する知人がいたが、店は客に口頭注意するのみで、女性たちに支援や補償は一切なかったという。(弁護士ドットコムニュース・一宮俊介) ●望まぬ妊娠、性風俗の客がコンドームを無断で外したことが原因か ──あなたを妊娠させた男たちはいま、どこで何をしているのか? ソープでの仕事柄、客がスキン(編集部注:コンドームのこと)を気付かぬ内にはずしていたことによる妊娠と思われます。 一応、Dさん、Mさん(編集部注:とも
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