私は中学を卒業して陸自の生徒となり、防衛大学校、航空自衛隊幹部候補生学校を経て航空自衛官となりました。 長年憧れていた職に就くため、任官後もほぼ全ての期間を教育に費やしましたが、希望職種に就くことはかないませんでした。 一度は辞めることを考えていましたが、周りの人からの叱咤激励を受けて別の職種に進みました。 しかし、結局退職することとなりました。 教育ばかりで実務経験がなかったため、勤務と並行しながら教育を受けていましたがあまりに過酷でした。 また、直属の部下でありながら自衛官としては大先輩である曹長と気が合わず、教育を受けるために勤務に穴ができることも多くその度に嫌味を言われながら過ごしてきました。 曹長は物凄く仕事のできる方であったため、実際には私の能力に問題があったのでしょうが。 退職後、就職活動をし、娑婆での生活に必要な運転免許を取得し、来年4月の勤務開始まで人生の休息期間に入って