「GPUサーバが使える」データセンターを1年で立ち上げ――NTT東日本が“コンテナ型DC”に参入:コンテナ1基で2MWを収容 AI活用が広がり、GPUサーバを収容可能なデータセンターが不足することを受け、NTT東日本子会社のNTT-MEがコンテナ型データセンター事業に参入する。短期間で構築でき、地方分散も可能な方式として提供する。 生成AIをはじめとしたAI技術の普及で、GPU(グラフィックス処理装置)サーバ対応のデータセンターの空きが全国的に不足する状況になっている。そうした中、NTT東日本の子会社であるエヌ・ティ・ティ エムイー(以下、NTT-ME)が2025年10月22日、コンテナ型データセンター事業に参入することを発表した。 NTT-MEはまず、北海道石狩市の約5万平方メートルの土地にコンテナ14基を段階的に整備する計画。記者発表会で説明したMTT-MEの水津次朗氏は、新事業の背景