柔道男子100キロ級で2021年東京五輪金メダルのウルフ・アロン(29)が、新日本プロレスに入団することが23日に発表された。 史上8人目となる「柔道3冠」(全日本選手権、世界選手権、五輪)に輝くなど、日本の重量級をけん引したウルフは、今月8日の全日本実業団体対抗大会(北海道)で現役を引退。10日の引退会見では「やっぱり僕はまだ自分自身が表に立ちたい気持ちが強い」と話し、他競技への挑戦が確実視されていた。 そしてウルフが選んだ新たな道が、かねて噂されていたプロレス転向だった。棚橋弘至社長からラブコールを送られ、ウルフ自身も昨年9月に永田裕志のYouTubeチャンネルに出演した際に前向きな発言を繰り出すなど、新日本プロレスは入団先の最有力候補と目されてきた。今年の1月4日東京ドーム大会では特別ゲストとして放送席にも座っている。 金メダリストのプロレス転向は、日本人では史上初。大きな注目を集め