埼玉県朝霞市の自宅で昨年10月、長女の首を絞めて殺害したとして殺人の罪に問われた無職の母親(73)の裁判員裁判の初公判が9日、さいたま地裁(田尻克巳裁判長)が開かれた。母親は「間違いありません」と起訴内容を認めた。
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三重県桑名市のパチンコ店駐車場で昨年8月、乳児院に預けられていた生後5カ月の男児が一時外泊中、母親に車に放置され死亡した事件で、県が設置した弁護士や小児科医らで構成する検証委員会は19日、児童相談所などが母親の産後うつの病状を十分把握していなかったとする報告書を鈴木英敬知事に提出した。 児相職員らから聞き取り調査した結果、母親の佐藤貴子被告(45)=保護責任者遺棄致死の罪で起訴=が重度の産後うつを患い育児能力を欠いていたにもかかわらず、児相が佐藤被告と面会したのは1回だけで、病状の把握は医師を通じてのみだったと判明。 児相と乳児院は「外泊は父親が付き添っていれば十分対応できる」と判断して外泊を許可、他の関係機関との連携も十分ではなかったと指摘した。 佐藤被告は男児が死亡した翌日、桑名署に逮捕された。出産後、精神鑑定を受け、刑事責任能力に問題ないとして起訴された。
義理の姉を口論の末に殺害したとして殺人罪に問われた兵庫県猪名川町の無職、浜田順子被告(68)の裁判員裁判で、神戸地裁は3日、懲役3年、執行猶予5年(求刑懲役8年)の判決を言い渡した。殺人事件の裁判員裁判で執行猶予付き判決は初めて。 判決理由で佐野哲生裁判長は浜田被告が当時、重症のうつ病で心神耗弱状態にあったとした上で「被害者から侮辱されるなどしたことに触発された突発的犯行で、反省もしている」と指摘した。 浜田被告は判決後、裁判員に向かって「ありがとうございました」と何度も頭を下げた。判決によると5月8日未明、義姉、淑子さん=当時(80)=から侮辱されるなどして逆上し、頭を置物で何度も殴って殺害した。
[参議院選挙2025]そもそも”就職氷河期世代”って?東京大社会科学研究所・近藤絢子教授に聞く 連載[苦悩の世代の「その後」]<下>
トップ > 社会 > 紙面から一覧 > 記事 【社会】 乳児死なせた母に猶予判決 双子「過酷な育児背景」と名地裁 2009年7月16日 朝刊 4カ月の双子の一人を敷布団にたたきつけて死なせたとして、傷害致死罪に問われた福祉施設職員北川育子被告(28)に、名古屋地裁は15日、「背景に過酷な育児環境があり、被告1人に犯行の原因があるわけではない」と懲役3年執行猶予4年(求刑懲役5年)を言い渡した。 判決理由で佐々木一夫裁判長は、死亡した次女は誕生時約1800グラムの未熟児で、不安や焦燥感が重なったと指摘。「双子の育児に対する周囲の理解や協力が得られず、孤立感を募らせ、泣かれることに恐怖感を持つに至った」と犯行に至る経緯を述べた。 精神的に追い詰められて衝動的な行動を取らないよう、身内の支援を頼むなど「自分だけで育児しないように取り得る方策を取っていた」と認定。それまで虐待行為が一切
うつ病を装った健康保険の傷病手当金詐欺事件で、秋田県警は6日、新たに宮城社会保険事務局から約30万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで、事件を主導したとみている札幌市の貴金属輸入販売会社「アクア」代表社員、佐野剛容疑者(41)=同市豊平区西岡二条=を再逮捕。併せて詐欺の疑いで妻の優子容疑者(34)も逮捕した。 2人の逮捕容疑は営業実体のない同社の「支店」を仙台市に設置。優子容疑者を「仙台支店長」に仕立て、昨年3月下旬ごろ、優子容疑者が抑うつ状態で働けなくなったと宮城社会保険事務局に虚偽申請し、傷病手当金約30万円をだまし取った疑い。 県警は仙台での不正受給総額は約700万円とみて裏付けを進めている。
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【衝撃事件の核心】「ニセ鬱病」で5500万詐取…“共犯者”が明かした巧妙手口 (1/4ページ) 2009.2.8 18:00 国民の約15人に1人が生涯に経験するとされる「鬱病(うつびょう)」。自殺など悲劇に結び付かないよう全国での取り組みが本格化する中、鬱病になったと偽り健康保険の手当金をだまし取っていた男らが、秋田県警などに詐欺容疑で逮捕された。病気を装うためのマニュアル、大量のニセ社員…。男らの“共犯者”が産経新聞の取材に応じ、短期間で荒稼ぎした組織犯罪の一端を明らかにした。医師を手玉に取り、制度を悪用した前代未聞の手口とは-。「社員が次々と鬱病になる会社」 「札幌市にあるアクアという小さな会社の社員が、次々と鬱病になって傷病手当金を受給している。経営実態も怪しいようだ」 昨年、北海道や東北地方の社会保険事務局の担当者の間で、こうしたうわさがささやかれていた。 そうした中の昨年6月
川越市の自宅で昨年9月、妻きみ衣さん(当時53歳)とダウン症の長男正大さん(当時27歳)を刺殺したとして、承諾殺人と殺人の罪に問われた同市藤間、無職、福島忠被告(57)に対し、さいたま地裁(若園敦雄裁判長)は4日、懲役7年(求刑・懲役10年)を言い渡した。 判決によると、昨年5月ごろから、きみ衣さんがうつ状態になり、正大さんの将来を悲観して、「もうやっていけない。3人で逝こう」と一家心中を口にするようになった。9月10日未明、福島被告は、きみ衣さんから承諾を得たうえで、就寝中のきみ衣さんと正大さんの首をナイフで刺して殺害した。自身も手首を切り自殺を図ったが死にきれず、110番通報した。 若園裁判長は、福島被告が、犯行を最後までためらっていることなどから、「酌むべき事情はある」としたうえで、「妻がうつ状態で、懇願が正常なものでないと十分理解していたはず」と指摘。妻を医者に受診させなかったこと
鬱(うつ)病などの精神疾患で平成19年度に休職した全国の公立学校の教員は、前年度より320人増の4995人にのぼり、15年連続で過去最多を更新したことが25日、文部科学省のまとめでわかった。文科省では「子供や保護者との人間関係で自信を失い、ストレスをため込んでいる」と分析している。 また、わいせつ行為で処分された教員は、前年度比26人減の164人だった。懲戒処分や訓告などの処分を受けた教員の総数は1万2951人増の1万7482人。北海道での争議行為による処分者1万3617人が押し上げた形だ。 19年度1年間で病気休職した教員は、全教員の0・88%の8069人。このうち、鬱病やパニック障害、統合失調症といった精神疾患を理由に休職した教員が、病気休職者全体で占める割合は61・9%と前年に引き続き6割を超えた。 精神疾患による休職者の内訳は、小学校教員が2118人(42・4%)、中学校で1516
「妻追い込んだ 私も加害者だ」 福岡小1殺害、父語る(1/2ページ)2008年10月19日3時0分印刷ソーシャルブックマーク 富石薫容疑者の実家に弘輝君の遺影が掲げられていた=福岡市西区、恒成利幸撮影富石薫容疑者 「追いつめられていたことに、なぜ気づいてやれなかったのか」。福岡市西区の公園で小学1年の富石弘輝(こうき)君(6)を殺害したなどとして逮捕された母親の薫容疑者(35)の夫(33)が、朝日新聞の取材に断腸の思いを語った。18日で事件から1カ月。夫は、妻の心情にうとかった自分を責めてきた。「妻に謝りたい」。薫容疑者に会える日を、待っている。 勤務先で知り合った2人が結婚したのは00年。2年後に弘輝君が生まれた。弘輝君はよく女の子と間違えられた。「薫はずっと『ジャニーズに入れる』と、かわいがっていた」という。 3人で数カ月に1度は水族館や動物園に家族旅行に出かけた。昨年訪ねた沖縄の美(
「もうどうでもいいやと犯行」 福岡・男児殺害容疑の母(1/2ページ)2008年9月27日20時1分印刷ソーシャルブックマーク 社会に大きな衝撃を与えた福岡市の小学1年富石弘輝(こうき)君(6)の殺害事件。殺人などの疑いで福岡県警に逮捕された母親の薫容疑者(35)が、弁護人の接見に、事件前後の心の動きを語り始めている。子どもへの負い目、自殺未遂、殺害後の混乱……。弁護人の説明からは、病気と育児に悩む母親の素顔が垣間見える。 弁護人によると、薫容疑者は夫と弘輝君の3人暮らし。薫容疑者は数年前から全身に激しい痛みが生じる病気を患い、トイレの際は夫や弘輝君に手伝いを頼んでいた。1人でいる時は極力水分をとらないようにしていたという。 厚生労働省によると、この病気は原因が不明だ。治療法も確立されていない。現在の薫容疑者は警察署内で階段を歩くことも難しいという。 一方、弘輝君には軽度の発達障害があり、小
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