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Author:Miyaoka Hitoshi, MD., PhD. 北里大学医学部精神科 ★北里大学医学部精神科HP http://kitasato-psychiatry.juno.bindsite.jp/ ■宮岡等のブログ http://miyaokakitasato.blog.fc2.com/ ■日経メディカル 連載:宮岡等の「精神科医のひとりごと」 http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/series/miyaoka/ ■Medical Tribune:"Doctor's Eye" https://medical-tribune.co.jp/rensai/2017/1019511159/ 最新記事 公的委員会の委員選任方法は何とかならないんだろうか? (11/12) 「成人になってから神経発達症が疑われる事例-診断と対応-」(案内) (11
マンガを使った認知行動療法eラーニングのうつ病予防効果を調査した結果を示す図。eラーニングの受講者(介入群:381人)とeラーニングを調査期間後に遅れて受講する受講者(対照群:381人)のうつ病発症を12か月間追跡した。図は、両群でうつ病を発症しなかった人の割合を表している。対照群と比較して、介入群ではうつ病発症が約1/5 に減ったことを示している(東京大学の発表資料より)[写真拡大] 東京大学の川上憲人教授・今村幸太郎特任研究員は、マンガを使ったeラーニングによってうつ病の発症率が1/5に減少することを明らかにした。 働く人のうつ病が増加しているが、これまでのストレスマネジメントは、抑うつや不安を減らす効果があることは分かっていたものの、うつ病を予防できるかどうかについては不明であった。 今回の研究では、「過去1ヶ月以内の大うつ病性障害に該当しない」などの基準を満たすIT系企業の社員76
巷ではリワーク(Rework)というものが流行っています。Reが再びって意味です。Workが働く。要するに、休職していた人などが、再び働き出すためのお手伝いがリワークです。 今回のネタは、リワークについてぐだぐだ書いてみます。 まあ、普通に個別の復職支援なら「CBTセンターでもクライアントさんの何割かは復職支援だ」ということなんですが、巷で流行りのリワークとは、そういう休職中の人達を一定人数集めて、集団精神療法やショートケアとかで一定時間過ごしてもらうことで、復職のステップを踏んでもらうという試みのことを指しています。 いわゆる”リワークプログラム”というのがあって、ビジネスに役立つパソコンの知識を習ったり、ビジネスマナーを学んだり、認知療法をしたり、ヨガをしたり、etc.と、カルチャーセンター+自己啓発セミナー的に良さそうなものを詰め込んでるようです。 確かに休職して家にいる状態と、復職
ドイツ西部ケルン(Cologne)で開かれたゲーム見本市で、コンピューターゲームを楽しむ来場者(2010年8月10日撮影、資料写真)。(c)AFP/PATRIK STOLLARZ 【8月7日 AFP】長きにわたり、若者たちを孤立させる要因であるとみなされてきたコンピューターゲーム――しかし現在、ニュージーランドのプロジェクトチームが若年性うつ病の治療に効果的なコンピューターゲーム「SPARX」を開発中だ。 ファンタジーロールプレイングゲームのSPARXは、認知行動療法(CBT)と呼ばれる心理学的アプローチで、若者たちにうつ病への取り組み方法を伝えるゲームだ。プレーヤーは戦士となり、火の玉でネガティブな考えを吹き飛ばして悲観と絶望の沼から世界を救いだすことが目的だ。 ■深刻になりすぎずに自分のペースで オークランド大(Auckland University)の児童青年精神科医でプロジェクトリ
Bipolar I Disorder(双極Ⅰ型障害≒躁うつ病) の日常・非日常 ・●双極Ⅰ型障害,甲状腺機能低下症などを,抱えながらの非日常的・日常生活を綴ります。ここは,衰えていく私の記憶の為のインターネット上のメモです。内容や表現は分かりにくいかもしれませんし,間違いに責任が取れません。でも,誰かの役に立てればと思います。 NHK クローズアップ現代「うつは“心”から治せるか」の嘘 CBTセンターブログのこの記事を見てください。 http://cbtcenter.jp/blog/?itemid=1032&catid=2#more 02/08: 臨床心理士と認知行動療法 日本の臨床心理士は,クライアント(来談者)中心療法(傾聴で,非指示療法)を金科玉条としていることが問題です。 しかも,精神分析の影響をまだ受けているから,患者の過去をほじくりだすのが,好きなのです。 NHKのテレビでも,
わりとある誤解の一つに、「臨床心理士は認知行動療法を施術する」というのがあって、”それは間違いであり、両者に関係はない”という事について書いています。 すなわち、臨床心理士という民間資格と、認知行動療法という技法にはほとんど何の関係もありません。 どちらかと言えば、臨床心理士資格は認知行動療法などに否定的な、いわゆるアンチの立場の方々(精神分析系)が中心となって設立されている印象です。 まず最初に私自身は臨床心理士という資格を持っていないし、取ろうと思ったこともないし、試験を受けたこともありません。(試験問題は興味本位んで見たことがありますが、あまりの”問題そのものの間違い”の多さにびっくりして閉じてしまいました。誤字とかそういうレベルではないです) ですから正確なことはよくわからないので、伝聞推定で書くことも多いです。 とりあえず、臨床心理士という資格は「日本臨床心理士資格認定協会」とい
2月7日(月)に放映されたNHKクローズアップ現代「うつは“心”から治せるか 注目される認知行動療法」の中で、臨床心理士のことが取り上げられました。 周知のように、うつには、薬物療法と心理療法(エビデンスに基づくのは認知行動療法と対人関係療法)を組み合わせることが、再発予防にもなり効果的だと言われています。 日本では、医療機関での心理療法の担い手が少ないという問題点が、この番組では取り上げられていました。心理療法を医学部で医師に教えていない現状も伝えられていました。 心理療法は、本や知識だけで学ぶことができず、知識や理論の上に、経験者の指導の下で実習しながら学ぶことが必要です。臨床心理士は、実習を大切にした大学院での養成システムを作り上げることに貢献して来ました。それが臨床心理士への社会的評価につながっていると思いますし、番組でも臨床心理士という名称が使われていました。 そして、臨床心理士
今週、久々に、相棒の臨床心理士さんとしばし話題になったこと・・・。それは...今週月曜日に放映された、クローズアップ現代。うつは”心”から治せるか 注目される認知行動療法 ↓ ↓ ↓ http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=2998&ct=%E3%81%86%E3%81%A4今なら、動画が見られるようです。本当に、たまたま視聴できた天ちゃんでしたが...こういうのを”偶然の意味ある一致”(CG.ユング)とでも呼ぶのでしょうか...(^_^;)。 当ブログでも...関連記事をすでに配信しています(^^)v。 ↓ ↓ ↓ 認知行動療法士を~ http://blog.m3.com/tenchanoffice/20090902/_m____m 中医協総会資
2011年02月08日00:33 うつ病のはなし NHK クローズアップ現代のうつ病特集を観てみた。 きょうです。本日、NHK クローズアップ現代で「うつは心から治せるか 注目される認知行動療法」が放映されていました。 このような特集が放映されることも知らず、偶然テレビをつけたらやっていましたので、いやまあこんなこともあるもんだとバッチリ視聴させていただきました。 NHKの「ためしてガッテン!」でLOH症候群(ロー症候群)が放映されたときも患者さんからの質問が多かったのですが。 たぶん、明日以降の診察でも認知行動療法の質問が多くなると思われる。 NHKのホームページから内容をコピペしてみた。(上記リンクにもあります) 「うつ病の治療法として、従来の薬物療法に加えて「精神療法」への期待が高まっている。最新の調査で、薬の過剰投与が自殺につながる危険や、患者の3割は薬が効かないことが明らかになっ
先週放映予定だった「うつは“心”から治せるか」(クローズアップ現代)は、エジプト争乱で、今日、放映された。当初、”脱「くすり」”とサブタイトルが仮題でついていたが、これは「認知行動療法」に変わった。番組をみて、薬をやめてしまううつ病の方がおられたら、危険だったので、この変更はよかった。 若いうつの方と、過去のきびしい養育がからんだ中年の方を取材して構成していた。 この放映は、メンタルヘルス界にかなりのインパクトを与えたであろう。 最後の方で、国家資格化に関して日本心理学諸学会連合の会議(2011.12.23)のシーンが流れ、私も一瞬写っていた。 会議の前に、NHKカメラマンがいたので、「ニュースで流れるのですか」、と尋ねると、クローズアップ現代だといっていたのを思いだす。臨床心理職の国家資格化を大きく前進させてほしい。 私は、トラウマ・PTSDへ認知行動療法の枠組みをもちいながらも、「動作
平成22年度の診療報酬改定で、どうやら認知療法の診療報酬が新設される見込みのようだ。 厚生労働省の中医協の資料(ここ)の16〜26頁に、精神科関連の診療報酬改定のあらましが記載されている。その25頁に「認知療法・認知行動療法」の新設が発表されている。この記載によると、認知療法は「厚生労働科学研究班作成のマニュアルに準じて行うこと」となっている。この「マニュアル」は何を指すかはっきりしないが、インターネットで検索する限りは、多分慶応大学が発表したこのマニュアルのことだと思われる。 ただ今回の中医協の資料では、実施場所に関する入院・外来の限定はなされておらず、また実施者の職種についても特に記載がない。これについては、まだ詰められていないのだろう。 なお「認知療法」新設以外のめだった変更点としては、 ・急性期治療病棟の報酬引き上げ ・精神療養病棟入院料に重症者加算(GAFで40以下) ・強度行動
2009年08月21日 インターネットによる認知行動療法、うつ病の改善に有効。 英国のうつ病患者297人を、一般医による通常の治療に加えて、ネット上で心理療法士とリアルタイムの文章メッセージのやり取りをしながら認知行動療法を行う治療群(149人)と、一般医による治療のみを行う比較群(148人)にランダムに2グループに分けたところ、4ヶ月後のうつ病の回復率は、認知行動療法群(38%、43/113人)の方が比較群(24%、23/97人)より高く、8ヵ月後の回復率も、認知行動療法群(42%、46/109人)の方が比較群(26%、26/101人)より高かった。論文はLancet 2009年8月22日号に掲載された。 患者は55の一般医より紹介された。計297人のうち、約7割が女性、平均年齢約35歳、抗うつ薬の服用者は約半分、うつは重症が約7割、抗うつ薬を用いたうつ病の既往者が約半分だった。 認
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