少年院での高校教育について議論してきた法務省などの検討会は7日、通信制高校と連携し、少年・少女が在院しながら入学して学べるようにする方策を報告書にまとめた。オンラインなどで授業を受けられるようにする…
少年院を出たあとの就職や更生につなげようと、法務省などは、入っている少年が高校の卒業資格を取得できるようにするため具体策の検討を始めました。 少年院に入っている少年は高校を卒業していないことが多く、少年院を出たあとの就職が難しいと指摘されています。 このため法務省と文部科学省は、入っている少年が高校の卒業資格を取得できるよう具体策を議論する検討会を立ち上げ、25日初会合を開きました。 義家法務副大臣は「さまざまな過ちを抱えながら少年院にたどりついた少年・少女に、成長できる居場所と夢を与えてあげたい」と述べました。 検討会では、 ▽少年院にいながら通信制高校に編入学し、高校のカリキュラムの授業を受けられるようにしたり、 ▽院内で行われている教科指導を高校の単位として認定したりしたうえで、出たあとも高校に在籍し卒業できる仕組みを検討することにしています。 政府は検討会での議論を踏まえ、来年度か
6月、NPO法人育て上げネットを通じて愛媛県にある少年鑑別所「松山少年鑑別所」、少年院「松山学園」、そして香川県にある女子対象の少年院「丸亀少女の家」に訪問する機会を得た。私自身、これまでも同NPOを通じて東京都「多摩少年院」、茨城県「茨城農芸学院」などを訪問させていただき、法務教官の許可を得てパソコンを教えたり、在院者に菓子を送ったりした。今回は、最近の少年犯罪の状況を共有した上で、少年院における教育に焦点を当ててみたい。同施設における教育というテーマは、ほとんどメディアで取り上げらない。被害者のいる在院者への支援を快く思わない人がいることも一因だろう。ただ、彼らの罪を犯した背景を聞くと、加害者になる前に彼ら自身が被害者であったことが少なくない。退院後、彼らが納税者として立派に社会で生きていくために、少年院における教育は非常に重要だと考えている。 少年犯罪の現状2018年版の「犯罪白書」
狙われる交際相手家族=DV発端、相次ぎ死刑確定-専門家「加害者教育制度化を」 DV加害者に教育プログラムを実施する民間団体「アウェア」の山口のり子代表=7月26日、東京都千代田区 最高裁で6~7月、殺人事件で男3人の死刑が確定する判決が相次いだ。いずれも交際相手への暴力(DV)が発端となり、相手の家族が狙われた。専門家は「DV加害者を内面から変えるプログラムの制度化が必要だ」と提言する。 3人は、宮城県石巻市で2人を殺害した千葉祐太郎(25)、山形市と東京都で3人を殺害した浅山克己(50)、長崎県西海市で2人を殺害した筒井郷太(31)の各死刑囚。事件は2010~11年に発生した。 確定判決によると、3人はいずれも同居中の交際相手に暴行し、逃げた相手を連れ戻すため実家を訪れ、その場にいた家族らを殺害した。事件前、交際相手らに脅迫的なメールを送るなどストーカー行為も行っていた。 DV加害
4年前、ノルウェーで銃を乱射するなどして77人を殺害した罪で実刑判決を受けた受刑者が、このほど大学への入学を認められ、今後、議論を呼びそうです。 この事件で現地の裁判所は、今後も重大な犯罪を繰り返すおそれがあると裁判所が認めるかぎり、拘束を続けることができるとする判決を、アンネシュ・ブライビーク受刑者に言い渡しました。 ブライビーク受刑者は現在、服役中ですが、首都にあるオスロ大学はブライビーク受刑者から申請を受けて審査を行った結果、入学を認めたことを17日明らかにしました。 来月から服役先で政治学を学ぶということです。 オスロ大学はブライビーク受刑者が2年前に申請した際には入学を認めなかったということですが、今回は認めた理由について、オスロ大学の学長は自身のブログで「ノルウェーでは必要な条件を満たせば、受刑者も高等教育を受ける権利がある」と説明しています。 一方で学長は「大学には事件で友人
中日新聞メディカルサイト「つなごう医療」は 2018年3月末をもって終了いたしました。 長らくご愛顧いただき、 ありがとうございました。 今後、中日新聞の医療関係記事は 中日Webの「医療」コーナー(http://www.chunichi.co.jp/article/feature/iryou/) でご覧ください。 中日新聞社
補導歴のある滋賀県内の少年(15)が同県警草津署の一室を「教室」にして学び、第1志望の高校に合格した。「先生」は、大津市仰木の里6丁目の大学生、里見凌佑(りょうすけ)さん(21)。「ほっとした。3年間しっかり通ってほしい」と喜んでいる。 少年は夜間出歩きなどで、繰り返し草津署員に補導されていた。「なんとかしないといけない」。本人の意思と学校の勧めで、県警から支援を受けることにした。県警が里見さんに声をかけ、昨年10月、学習支援が始まった。 里見さんは滋賀大学教育学部3年。特別支援学校の教師志望で、昨年4月、ボランティアで県警の大学少年補導員になった。「暴力をふるわれることもあるのかな」。補導歴がある少年の学習支援は初めてで、少し不安もあった。 草津署2階の取調室で毎週金曜日の夕方1時間、数学と漢字の勉強を手伝った。中学1年で習う正、負の数の計算から指導。少年の中学の先生がつくったプリント問
今夏の参院選に自民党公認で出馬する渡辺美樹・ワタミ会長が理事長を務める学校法人「郁文館夢学園」で、生徒に反省文100枚を書かせるなどして、退学者が相次いでいることが週刊文春の取材でわかった。 渡辺氏は2003年、破綻寸前だった郁文館高校・中学の経営再建に名乗りをあげ、理事長に就任。渡辺氏は、「私たちの学校経営は先生が生徒のために死ねる経営です。その経営についてこられない人はどうぞやめてください」と全教職員に話し、教員に携帯電話番号を生徒に教えさせ、「365日24時間電話していい」と伝えるよう求めた。また、給料削減を実施するなどした結果、2003年から2年間で100人弱の教員のうち30人が退職した。 問題を起こした生徒に対しては、400字詰め原稿用紙100枚の反省文を書かせ、提出するまでは授業を受けさせないなどのペナルティを与え、反省文を書きたくなくて転校する生徒もいたという。今年3月に郁文
2007年度第一回親と子のこころの対話研究会がえーるピアで行われました。 今年度のテーマは「子供虐待と非行・いじめ」。 今日の講師の方は現瀬戸少年院の教育調査官である向井氏で、 タイトルが表題の「あきらめない〜非行少年たちの人生と環境を見つめて〜」でした。 向井氏は「非行少年の再犯予防〜LD・ADHDに対する少年院の取り組みから」や 「軽度発達障害児に対する研究機関・」学校との協働」などの著書があり 非行の再犯予防などの実践を踏まえての講演でした。 最初に感想を述べると、最近参加した中では一番とも言える内容の面白さで 時間延長をしてもまだ足りないと思えるほど本当に有意義な講演でした。 彼らのライフコースがどの様なものだったかというところで、 ある程度予想はしていたものの、改めて現実を認識させられました。 @小学校から勉強についていけない @友達ができなかった @い
http://d.hatena.ne.jp/ky823/20070210 2月10日に軽度発達障害フォーラム(Ⅲ)愛知県立大学 で「小栗氏」が予告されたように、東海地区にあの「向井さん」が、赴任してみえた しかも、愛知県立大学から20分ほどの瀬戸少年院である 待望のお話が聞けるので楽しみでこの日を待ちこがれた http://www.lit.aichi-pu.ac.jp/jk/gp-3p.htmより引用 発達の視点をとりいれた少年院の実践 日時 : 2007年12月13日(木)10:30-12:00 場所 : 愛知県立大学 学術交流センター多目的ホール 講師 向井義 氏 (瀬戸少年院) <講師紹介> 向井さんは、宇治少年院において、発達の視点を取り入れた矯正教育を切り開き、その先駆的実践は今日では全国の少年院に広がっています。その実践と理論は、軽度発達障害の分野でも注目され、学会や講演活動に
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