国内映画界に激震が走った。東宝株式会社は連結子会社の東宝東和、東和ピクチャーズを通じ、2026年より米ワーナー・ブラザースの洋画作品の国内における劇場配給を手がけると発表した。 「本合意に基づき、東宝東和の子会社である東和ピクチャーズ株式会社(以下「東和ピクチャーズ」)を通じて、2026年より国内配給を開始いたします。最初の配給作品は、エメラルド・フェネル監督の「嵐が丘」を予定しております。 なお、宣伝業務は東和ピクチャーズが、営業業務は当社が、それぞれ東宝東和より受託予定です。」 米Deadlineによれば、これをもってワーナー・ブラザーズ ジャパンの劇場配給部門は事実上解体。マーケティングと配給を担当する現チームメンバーは今後数ヶ月かけて東宝東和へと業務を引き継ぐという。移管となるのは劇場配給事業のみで、ストリーミングやライブイベント、ホームエンターテインメント向けのマーケティングと配