僕が読むのはSFかノンフィクションかを問わず8割ぐらいが翻訳ものなんだけど、まー最近翻訳ものは、値段が高い。もう4000円超えは当たり前で5000円、6000円じゃなかったらラッキィレベルになりつつある。 今月も4000円超えの本を10冊以上買って、中には1万5000円超えとかいう小説もあるから、本代だけで10万超えるのも珍しくない。僕の場合原稿料やブログである程度回収できるのと献本いただく分もあるのでまだマシだが、さすがに回収が困難になりつつある。たとえばSFマガジンでは2ヶ月に1回その期間に出た海外SFの紹介をやっているが、これは本代は自腹なので、黒字にはまずならない。本代換算だけで4〜5万の赤字の仕事になることもある。利益という観点でみたら手弁当のボランティアの方が近いが、それでも納得してやっているのは連載がなくても本を買っているから〜やSFマガジンのためになりたい、などの付加価値の