公明・斉藤代表、高市首相の発言「独裁ではないか」 各党協議巡り
公明党の斉藤鉄夫代表は24日、高市早苗首相の所信表明演説での「政権の基本方針と矛盾しない限り、各党から政策提案を受け議論する」という発言を「独裁ではないか」と批判した。政権の方針と矛盾すれば、はじめから議論に応じないと解釈できると説明した。
国会内で記者団に「ものすごく危ういものを感じた」と語った。「はじめから政権の方針どおりの考えで議論してこいということだ」と指摘した。「普通はそんなことない。政権の方針とは違う角度から議論するのは当然ではないか」と強調した。
演説で政治改革への言及がなかったとして「画竜点睛を欠くとの思いで聞いていた」とも話した。
自民党が参院選の総括で「解党的出直し」を掲げたことに触れ「信なくば立たずだ。政治改革への具体的な行動があって国民への説得力をもつ」と述べた。

公明党の斉藤鉄夫代表は2025年10月10日、自民党の高市早苗総裁と会談し自民党との連立政権から離脱する方針を伝えました。最新ニュースや解説をまとめました。











