リコーとコニカミノルタ、トップ再任4割が反対 事務機大手に株主圧力
リコーとコニカミノルタ、トップ再任4割が反対 事務機大手に株主圧力
事務機大手が6月に開いた定時株主総会で、トップの再任案への反対票が膨らんだ。A3レーザー複写機・複合機で世界2位のリコーと同3位のコニカミノルタで、それぞれ反対が前年から増え4割に迫った。自己資本利益率(ROE)の低さが株主の不満を呼んでいる。改革が遅れれば経営体制の継続が危うくなる。
リコーの山下良則会長が61.43%、コニカミノルタの大幸利充社長が62.75%。総会後に明らかになった両社のト…