ジャングリア沖縄、シャトルバス1日50便 那覇空港や各ホテルから
沖縄本島北部で7月に開業するテーマパーク「ジャングリア沖縄」の運営会社は25日、来園客の交通手段として1日50〜57便のシャトルバスを運行すると発表した。那覇空港や国際通り(那覇市)のほか、北部の主要施設やホテルを発着場所とする。自家用車での来場を減らし、周辺道路の混雑を抑える。
那覇空港など那覇市内と1日24便、名護市役所には13〜15便、沖縄美ら海水族館(同県本部町)とは5〜6便を予定している。那覇からフェリーで北部へ移動する需要を見越し、名護漁港や本部港へも運行する。
価格は那覇市内を発着する便のみ12歳以上で2500円とし、その他の便はすべて1席500円で提供する。一部を除いて予約制とする。
マイカー向けには約2200台分の駐車場を用意した。利用料はジャングリア敷地内のパーキングが1日2000円、近隣3カ所は500円、やや距離がある2カ所は無料とする。価格差をつけて顧客の分散を図り、パーク周辺の混雑緩和にも生かす。このうちジャングリア敷地外にある駐車場からパークへは、別途シャトルバスを用意する。
同日の記者会見では「アクセスパートナー」として交通対策で協力する提携企業を23社発表した。バスや船舶、航空会社などが加わる。運営会社、ジャパンエンターテイメント(同県名護市)の佐藤大介副社長は「いまできうる限りのことをした。(混雑を)相当緩和、抑制できる」と強調した。
国内外のテーマパークのニュースをまとめました。値上げを発表した東京ディズニーリゾートのニュースや新たにオープンした「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ―メイキング・オブ・ハリー・ポッター」などの最新情報、テーマパークの最新トレンドをお伝えします。