20日、米大統領に就任したトランプ氏は昨年11月の当選以降、ロッキード・マーチンをはじめとする米軍需関連企業の株価を振り回してきた。国防強化を掲げる同氏が選挙を制した後、株価は急騰を重ねた。だが12月、同氏が大統領専用機エアフォースワンや、最新鋭ステルス戦闘機F35の価格を「高すぎる」と批判したのをきっかけに急落に転じ、方向感を失った。ウォール街には今、不安が渦巻いている。「財政的な制約で、
20日、米大統領に就任したトランプ氏は昨年11月の当選以降、ロッキード・マーチンをはじめとする米軍需関連企業の株価を振り回してきた。国防強化を掲げる同氏が選挙を制した後、株価は急騰を重ねた。だが12月、同氏が大統領専用機エアフォースワンや、最新鋭ステルス戦闘機F35の価格を「高すぎる」と批判したのをきっかけに急落に転じ、方向感を失った。ウォール街には今、不安が渦巻いている。「財政的な制約で、
外資による日本企業再生の成否はどこで決まるのか。成功例とされる仏ルノーと日産自動車の事例を長年研究する早大商学学術院の池上重輔准教授は「経営者が4つの要件を満たした時に成功する可能性が高まる」と分析する。要件とは、(1)従業員のトラスト(信頼)を勝ち取る(2)共通言語を構築する(3)新しいアイデンティティーを作る(4)無知さ――だ。池上氏が最も注目するのはこのうち無知さだという。ゴーン氏はか
リーマン・ショックから約8年が経過した。この間国際的に活動する銀行の健全性を確保すべく多くの規制が導入されてきた。その中心的存在である自己資本比率規制については、従来の規制を大幅に強化した「バーゼル3」の最終合意が当初は昨年末に予定されていた。だが各国間の調整には時間がかかっている。この背景には何があるのか。世界金融危機直後、それまで適用されていたバーゼル2を強化する方向でバーゼル3の議論が始
米大手証券リーマン・ブラザーズの破綻から今年で9年になる。金融危機以降、再発防止に向けて規制が強化されてきた。新しい国際規制はおおむね完成しており、部分的に実施され始めている。今後、2020年ごろにかけて段階的に導入される予定だ。だがここ1年ほど規制改革を見直すべきだとの声が広がっている。背景には「規制により金融機能が阻害され、成長が妨げられている」との懸念がある。こうした中で、トランプ米政権
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