Featuring Prime Minister of Greece & top Euro tech voices!
富士フイルムホールディングス(HD)の古森重隆会長は27日、日本経済新聞の単独インタビューに応じた。難航する米事務機器大手ゼロックスの買収について「富士フイルムの今後の成長に不可欠ではない」と述べ、今年1月に固めた条件を引き上げてまで、実現にこだわらない意向を示した。古森会長との主なやり取りは以下の通り。――「物言う株主」であるカール・アイカーン氏らの反対を受け、ゼロックスは買収合意を破棄した
「会長の否定になってしまうので、あまり書かないでほしいのですが」。カリスマと言われたカシオ計算機の樫尾和雄会長(88)から社長を引き継いで2年、長男の樫尾和宏社長(51)は静かに語り始めた。1970年代の電卓戦争を勝ち抜き、腕時計「Gショック」をヒットさせた勢いも今はなく、業績も低迷ぎみだ。父と対照的に物静かな長男は何を変えようとしているのか。88歳、開発の指揮をとる慶応大学理工学部卒。白髪
グローバル化の進展でマネジメント層に外国人を招く上場企業は珍しくなくなった。武田薬品工業は執行役員クラス14人中、トップを含め11人を外国人が占める。大阪発祥の老舗企業の変身ぶりには世間も社員も驚き、あつれきを指摘する声も小さくない。就任3年が過ぎたクリストフ・ウェバー社長に武田の経営や社風の変化を聞いた。――社長を含め幹部ポストに外国人が次々に就いています。「武田は研究開発(R&D)主導型
ソフトバンクグループが7日発表した2017年4~6月期の連結決算(国際会計基準)は、営業利益が前年同期比50%増の4792億円だった。米携帯子会社スプリントの収益が改善した。中国・アリババ集団などの株売却益がなくなり、純利益は98%減の55億円だった。同日都内で記者会見した孫正義社長は米携帯子会社スプリントの再編報道に言及。「我々は強い意欲を持っている。再編はだいぶ近づいてきている」と語った。主
三菱自動車は27日、23日に開催した定時株主総会で、益子修最高経営責任者(CEO)への取締役の賛成比率が82.98%だったと発表した。カルロス・ゴーン会長などを含む他の10人の取締役候補の賛成比率は90%台で、益子氏のみが80%台となっ
【パリ=白石透冴】フランスの自動車大手ルノーは15日、パリ市内で株主総会を開いた。カルロス・ゴーン最高経営責任者(CEO)への2016年の報酬額約700万ユーロ(約8億5800万円)と17年以降の報酬の決定方法についての2つの議案は僅差で可決された。2年連続での報酬案の否決は回避した。総会でゴーン氏は業績が好調であると強調。「利益率5%の達成など、目標を前倒しで実現している。三菱自動車との協業
「異能の経営者」とも呼ばれる伊藤忠商事の岡藤正広社長。繊維部門の出身でブランドビジネスを手がけてきただけに、ファッションには一家言を持つ。前回掲載「ニッポンのビジネスマン、なんで服に関心ないんやろ」に続き、岡藤社長にファッションとビジネスについて聞いた。 ――自宅には数百着のスーツやジャケットがあると聞きました。 「もう、どんどん捨てていっているからね。いまはファッションがどんどん変化しているでしょ。全体的にシルエットがタイトになっているんじゃないかな。だから昔のやつを着ているとダサく見えるわね。そういうトレンドに敏感に反応しないで、昔のダボダボな服を『楽やから』といって着ていたらあかんわな」 「もちろん、ちょっとタイトだと窮屈やけど。でも、見ただけでわかるんだよね。若い人が着てる細身のやつを、そこそこの年いっている人が着てたら、『あ、おしゃれに関心あんな』って。昔のダボッとしたのを着てい
カルロス・ゴーン氏が仏ルノーから日産自動車に派遣されてから18年。工場閉鎖や系列にとらわれない購買改革などにより、経営不振に陥っていた日産をV字回復に導いた。グループ運営でも巧みなM&A(合併・買収)戦略で企業連合全体の世界販売台数を約2倍に伸ばした。だが、米国と中国市場への依存脱却など残された課題もある。(1面参照)2016年度を最終年度とする日産の中期経営計画「パワー88」。世界シェアと売
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