【シリコンバレー=佐藤浩実】米マイクロソフトの成長を支えてきたクラウドコンピューティング事業の減速が目立ってきた。2022年10〜12月期は同事業で2割強の増収を保ったものの、年末ごろから需要が弱含んでいる。景気後退の懸念が強まるなかで企業は支出の見直しを進めており、底堅いとみられたIT(情報技術)投資にも影響が及んできた。「12月にかけて業績に弱さが出てきた」。24日の決算説明会でエイミー・
2022年3月1日(火)、スペイン・バルセロナのFira de Barcelona会場で開催されたMWC Barcelonaの2日目の基調講演で、Amazon Web Services(AWS)のCEOであるアダム・セリプスキーが講演を行った。Angel Garcia/Bloomberg ニューヨークのナスダック証券取引所で最高経営責任者(CEO)が終業ベルを鳴らすのは、たいてい自分の会社が株式公開されたばかりだからだ。6月27日にアダム・セリプスキーが鳴らしたのは、取引所との提携を祝うためだった。彼は、ハイテク企業のクラウドコンピューティング部門であるアマゾン・ウェブ・サービス(AWS)のボスであり、この取引は、取引所が株式市場をAWSのクラウドに移行する一環として行われたものだ。ナスダックの顧客は、証券取引所のプラットフォームを通じて、機械学習(ML)などAWSの高度な分析ツールを利用
【シリコンバレー=佐藤浩実】米マイクロソフトは26日、2023年6月期通期の売上高と営業利益の成長率がともに前期比で10%を上回るとの見通しを明らかにした。世界経済の減速が目立ち始めるなかでも、強気の姿勢を見せた格好だ。クラウドコンピューティングの不況耐性を示している。「2桁増を続けられる」。エイミー・フッド最高財務責任者(CFO)が7月に始まった会計年度の業績予想を説明会で示すと、時間外取引
こんにちは。CX事業本部MAD事業部のYui(@MayForBlue)です。 最近調べものをしている中で見つけたドキュメントが良かったのでご紹介したいと思います。 先にまとめ Microsoft の RESTful Web API の設計 のドキュメントが API 設計を考える上で勉強になった 関連する クラウド アプリケーションのベスト プラクティス のドキュメントもアプリケーションを設計する際の指標として良さそう RESTful Web API の設計 最近 API 設計やパス設計について考える機会があったのですが、これという正解がなかったり、人によって思想やこだわりが違ったりして結構難しいなと感じていました。 そんな中で下記のドキュメントを見つけてひとつの指標として良いなと思ったのでご紹介します。 内容(項目) REST とは何か リソースを中心とした API 設計の整理 HTTP
米Microsoftが10月26日(現地時間)に発表した2022年第1四半期(2021年7~9月期)の決算は、売上高は前年同期比22%増の453億ドル、純利益は48%増の205億ドル(1株当たり2ドル27セント)だった。純利益は過去最高を更新し、初めて200億ドルを超えた。前四半期同様、コロナ禍による世界的な在宅勤務の増加でAzureなどのクラウドサービスやビジネスSNSのLinkedInが好調だった。 売上高、純利益ともにアナリスト予測(売上高は439億7000万ドル、1株当たりの純利益は2ドル7セント)を上回った。 サティア・ナデラCEOは発表文で、「Microsoft Cloudは、組織がこの移行と変化の時期を乗り越えるために必要なエンドツーエンドのプラットフォームとツールを提供する」と語った。 部門別では、Azureやサーバ製品を担うIntelligent Cloud部門全体の売上
Larry Dignan (ZDNET.com) 翻訳校正: 緒方亮 吉武稔夫 (ガリレオ) 2021-09-16 16:00 米大手銀行Wells Fargoが新たなデジタルインフラ戦略を発表した。マルチクラウドのアプローチを導入するとともに、サードパーティーのデータセンターに移行する計画だ。「Microsoft Azure」と「Google Cloud」を同社のパブリッククラウドプロバイダーとして選択した。Microsoft Azureが主要なパブリッククラウドプロバイダーとなり、さらにGoogle Cloudがビジネスクリティカルなパブリッククラウドサービスを提供する。 Wells FargoはAzureプラットフォームを活用し、銀行の機能全般で革新的なソリューションを生み出すとともに、戦略的なビジネスワークロードのための信頼性と安全性を備えた基盤を提供するとしている。Microso
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 「Azure Active Directory(Azure AD)」の障害により認証時の問題が発生しており、世界で一部のMicrosoftの顧客に影響が及んでいる。「Office」や「Dynamics」「Microsoft Teams」「Xbox Live」「Azure Portal」を含む複数のMicrosoftのサービスが影響を受けている。顧客らは米国東部標準時(ET)3月15日午後3時15分頃から、「Microsoft Azure」で稼働しているサービスにアクセスできないと報告し始めた。 「Azureの状態」ページでは、5時20分(ET)の時点で、「現在の状況:エンジニアリングチームは緩和策を世界でロールアウトしている」とされてい
2019年10月、Microsoftは米国防総省の防衛基盤統合事業「JEDI」(Joint Enterprise Defense Infrastructure)の契約を獲得した。その契約規模は100億ドル(約1兆1000億円)とされている。この10年契約は、米国防総省が進めている、ITインフラをモダナイズ、統合するための大きな取り組みの一部だ。米国防総省のITインフラの多くは、まだ1980年代や1990年代の技術を基盤にしている。 Microsoftを選択するという決定が大きな驚きを持って迎えられたのは、Amazon Web Services(AWS)が契約を勝ち取る可能性が高いと予想されていたためだ。その背景には、AWSが2013年に米中央情報局(CIA)から6億ドル規模のクラウドサービス導入事業を獲得していたことや、同社がクラウドインフラのグローバル市場で優位に立っていたことなどがある
Microsoft Azure最新機能フォローアップ これまでのAzure仮想ネットワークの“暗黙的”なNAT機能 2020年3月13日(米国時間)、「Azure仮想ネットワーク(Azure Virtual Network)」の新しいNAT機能、「NATゲートウェイ(NAT Gateway)」が一般提供になりました。 Virtual Network NAT now generally available[英語](Microsoft Azure) NATゲートウェイは、2020年2月中旬からパブリックプレビューが開始され、その約1カ月後に一般提供となった新しいサービスであり、Azure仮想ネットワークのサブネットからインターネットへの送信方向の接続に対して、NAT(ネットワークアドレス変換)機能を提供します。 NATゲートウェイのパブリックプレビューが開始されるまで、「Azureリソースマネ
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます Cockroach Labsが3大クラウドプロバイダーのスピードと処理能力をテストしたところ、Amazon Web Services(AWS)がGoogle Cloud Platform(GCP)とMicrosoft Azureに対する優位を維持するという結果となった。 「2020 Cloud Report」において、AzureはCPUのパフォーマンステストで首位に立ったが、AWSはネットワークとI/Oの性能が最も優れていた。GCPは前回のテストから大幅な改善が見られ、ネットワークスループットで最高の成績を収めている。 Cockroach Labsは3社のプロバイダーのテストで、一連のマイクロベンチマークと、顧客を想定したワークロードを
デジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させるのに役立つ3つのクラウド技術、「データレイク」「コンテナ」「マルチクラウド」の中から、今回はマルチクラウドを活用するZOZO、NTTドコモ、星野リゾート、マイナビの事例を紹介する。 マルチクラウド 先端サービスを活用 「新しい事業や商品・サービスを作る際、クラウドの先端サービスでなければニーズを満たせないことがある。そこで複数のクラウドのサービスを併用し、マルチクラウドの構成にしている」。ZOZOのIT子会社であるZOZOテクノロジーズの岡大勝開発部Chief ZOZOTOWN Architect(CZA)はクラウド利用の方針をこう説明する。 ZOZOが最も利用するクラウドは米アマゾン・ウェブ・サービスのAmazon Web Services(AWS)だ。「AWSは顧客の声に基づいてサービスを開発しており、全般に使い勝手が良い」と岡CZA
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます Gartnerが発表したIaaS分野の2019年版「マジック・クアドラント」は、2018年版と比べると大きな変化はないものの、「Google Cloud」が「Microsoft Azure」および「Amazon Web Services」(AWS)との差を縮めてきていることで、言及するに値する微妙なニュアンスが生み出されている。 Google Cloudはサービスや新たなアナリティクス機能への投資、そして買収によるポートフォリオの拡大を進めるなかで、GartnerのIaaS分野2019年版マジック・クアドラントでビッグスリーの一員としての地位を固めつつあるという。 2019年版のマジック・クアドラントは一見すると、評価対象のベンダー数が
【シアトル=佐藤浩実】米マイクロソフトが18日発表した2019年4~6月期の純利益は、前年同期比49%増の131億8700万ドル(約1兆4100億円)だった。売上高は12%増の337億1700万ドルで、いずれも過去最高を更新した。クラウドサービスの販売拡大が続いており、ゲーム専用機の販売減を補った。継続的に収益を得るビジネスモデルが確立しつつある。クラウドを介して計算処理の能力を提供する「アジ
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