経営再建中のジャパンディスプレイ(JDI)は13日、不正会計に関する第三者委員会の調査報告書を公表した。東証1部に上場した直後の2014年3月期から19年4~9月期まで不正会計があった。不正分を修正したところ、19年3月末は自己資本がマイナスに陥った。同社は独立系投資顧問のいちごアセットマネジメントなどの支援で当面の資金繰りにメドを付けたが、再建にはガバナンス(企業統治)の改善も急務となる。在
台湾電子部品の宸鴻光電科技(TPK)は17日、経営再建中のジャパンディスプレイへの出資を取りやめると発表した。 Jディスプの広報担当の久保田和彦氏によれば、理由は不明。4月時点では調達予定額の一部600億円のうち、41.8%をTPKが出資する予定だった。 発表によれば、ほかに出資予定だった2者のうち、中国ファンドの嘉実基金管理グループは出資金額を増額した上で、今月27日までに出資に必要な機関決定を行う予定。台湾の富邦グループ創業家の投資ファンドは機関決定の具体的時期のめどは立っていないという。 また、出資予定額のうち、香港のヘッジファンドであるオアシス・マネジメントも1億5000万ドル(約160億円)の出資について27日までに機関決定を行う予定だ。Jディスプは最大800億円の調達予定額に変更はないと説明したほか、国内外の事業会社から出資の意向表明を受けているとしている。 嘉実基金管理グルー
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く