戦後アジアの秩序は、民主主義の伝道師を自任する米国が取り仕切ってきた。ところが中国の台頭により、まず経済で米国主導の体制がほころびかけている。やがて安全保障でも中国がより大きな影響力を振るうようになり、アジアは「紅(あか)い秩序」に染まっていくのではないか。今月上旬、シンガポールでのアジア安全保障会議に参加し、そんな予兆を感じた。そうなれば、いまの体制の受益者である日本にも望ましくないのは明
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く