新たにライドシェアリングを仕掛ける新興企業に活躍の場はあるだろうか。その答えを見つけ出そうとしているのが、「Ride」と呼ばれる新しいスマートフォンアプリだ。Rideは、UberやLyftが優位に立ち、ますます混戦の様相を呈するライドシェアリングスタートアップの分野に入り込もうとしている。Rideが注力するのは、タクシーの代替ではなく、マイカーの相乗りサービスだ。 Rideは米国時間4月7日、全米でアプリをリリースし、自社のサービスについて、道路から車の数を減らし、渋滞を緩和するとともに、利用客の「通勤を一新」できるようにするものとしてアピールしている。同社が目指す方法とは、企業と提携し、アプリを使って似たような経路で移動する従業員同士をマッチングすることだ。従業員らはマイカーを相乗りし、ガソリン代といった通勤費用などから算出される料金をアプリで支払う。 Rideの最高経営責任者(CEO)