タクシー配車とライドシェア(相乗り)サービスで中国首位の滴滴出行が新たな成長戦略に向けて快走している。米ウーバーテクノロジーズの中国事業を買収して国内市場を掌握。約4億人が利用する圧倒的なシェアを背景に、交通分野のビッグデータを収集・活用して、自動運転の基盤や道路混雑の緩和などのサービスを提供するIT(情報技術)企業への脱皮をめざす。米アップルなどとも提携し、海外への本格進出もにらんでいる。
[北京 14日 ロイター] - スマートフォン(スマホ)を使った配車サービスで中国市場をリードする滴滴打車と快的打車は14日、合併すると発表した。同分野で世界最大級の企業が誕生することになる。 関係筋によると、合併後の企業価値は約60億ドル。株主構成は明らかになっておらず、新会社名も公表していない。現在、滴滴にはインターネットサービスの騰訊控股(テンセント・ホールディングス)<0700.HK>が、快的には電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディングが出資している。
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