ブラジル・ブラジリアの空軍基地で、ブラジル初代皇帝ペドロ1世の心臓が入ったつぼを運ぶポルトガル・ポルトの警察官(2022年8月22日撮影)。(c)EVARISTO SA / AFP 【8月23日 AFP】ブラジルのポルトガルからの独立を宣言した初代皇帝ペドロ1世(Pedro I)の心臓が22日、独立200年に合わせ一時帰還した。 ペドロ1世の心臓は死後に体から取り出され、ポルトガル・ポルト(Porto)の教会に安置された。心臓以外の遺体はブラジル・サンパウロ(Sao Paulo)の独立記念碑内部に埋葬されている。 ポルト市はこのほど、9月7日のブラジル独立200年記念行事のため、ペドロ1世の心臓をブラジルに貸し出すことに合意した。 ガラス瓶に入った心臓は重量9キロの金色のつぼに納められており、通常は5重の鍵で守られている。ブラジルに貸し出される間、ポルト市の警察官が警護に当たる。 ブラジル