2月22日、ブルームバーグ・ニュースによると、中国政府は国有企業に対し、海外の4大会計事務所との契約を段階的に打ち切るよう求めた。北京のビジネス街で2022年6月撮影(2023年 ロイター/Tingshu Wang) [22日 ロイター] - ブルームバーグ・ニュースによると、中国政府は国有企業に対し、海外の4大会計事務所との契約を段階的に打ち切るよう求めた。
The Forbidden City stands shrouded in haze in Beijing, China Photographer: Qilai Shen/Bloomberg 中国共産党の習近平総書記(国家主席)は16日開幕した第20回党大会で活動報告を行い、中国の国際的影響力が高まったと宣言しながらも、今後は「危険な嵐」が控えていると警鐘を鳴らした。党トップとして異例の3期目続投が決まると見込まれる今回の大会の冒頭、習氏は挑戦的な調子を打ち出した。 習総書記(69)は約2時間に及んだ活動報告で、「中国の国際的な影響力や訴求力、世界の形成力は顕著に高まった」と主張する一方、中国は「強風や高波、そして危険な嵐にも」備える必要があるとし、国際環境の一段の不安定化を警告した。 「国際情勢の急激な変化に直面しても、われわれは断固かつ戦略的決意を保ち、闘争精神を発揮した」と習氏は評価
新たに選ばれた政治局常務委員のお披露目は党大会で幾つかある節目の一つに過ぎない。習氏が安泰なのか、それとも政策変更を促し得る党内の抵抗に直面しているかは、それぞれの発表や演説、決定が手掛かりになるかもしれない。 習総書記にとって勝敗を分ける6つの材料を以下に挙げる。 1.政治局常務委員会 習氏(69)が党大会時に68歳以上なら引退、67歳以下なら留任という「七上八下」と呼ばれる慣例を自身については例外として適用するなら、政治局常務委員7人のうち少なくとも2人が退任する。 中国共産党の習総書記、68歳定年の例外は自身だけか-ジレンマも 勝利:丁薛祥・党中央弁公庁主任や北京市の蔡奇党委員会書記、重慶市の陳敏爾党委書記、上海市の李強党委書記ら側近を政治局常務委に送り込めれば、習総書記にとって勝利だ。 敗北:現首相の李克強氏(67)や汪洋人民政治協商会議主席が政治局常務委員に留任し、胡春華副首相
政府の厳しい監視から逃れるため、馬氏は大きな譲歩をしなければならなかった。アントは20年11月に超大型の新規株式公開(IPO)を計画していたが、上場直前で当局が待ったをかけた。 アントは厳格化された規制に対応するため事業を抜本的に見直し、どのように業務を「是正」する方法について中国人民銀行(中央銀行)と定期的に話し合ってきた。アントが成功を収めたデジタル決済やマネー・マーケット・ファンド(MMF)は大手国有銀行の優位性を脅かしていた。 口頭で示唆 事情に詳しい関係者によれば、馬氏はアントの経営権を手放す意向だと同社側が当局に口頭で示唆している。ただ、アントはこうした計画を当局および人民銀に1年余り前から伝えている。検討案の1つは、アントが委員会を通じて監督できる形で馬氏の持ち株を他の幹部に移すことだという。 アリババは今週の届け出資料で、馬氏は「時間の経過とともにアントに対する自身の直接
Alibaba logo displayed on a smartphone. Photographer: SOPA Images/LightRocket 中国のアリババグループは米国の証券取引所からの上場廃止に一歩近づいた。米当局が同社の会計監査にアクセスできないためだ。 米証券取引委員会(SEC)は29日、米国に上場する中国企業で最大のアリババを上場廃止警告リストに追加した。アリババの会計監査を精査する許可を米当局に与えるのを、中国政府が拒否していることが理由。 米SEC、JDなど中国企業80社余りを上場廃止警告リストに追加 今回の措置は2020年に制定された外国企業説明責任法(HFCAA)に基づくもので、3年連続で監査要件を順守できない企業は上場廃止となる恐れがある。
中国最大の証券会社、中信証券(CITIC証券)を親会社とする香港のCLSAは、若手バンカーの月給を平均30%引き上げる。2年にわたる人材流出の流れに歯止めをかけたい考えだ。事情に詳しい関係者が明らかにした。 昇給により投資銀行業アソシエーツの基本給は月7万5000-9万5000香港ドル(約105万-133万円)となる。社外秘の情報だとして関係者が匿名を条件に述べた。 関係者の1人によれば、入社1年目のアナリストは少なくとも40%の昇給で、月給が4万-6万香港ドルになる。証券会社の昇給としては、最近数年間で最大級だ。 中信証券は2013年にCLSAを買収。19年以降にリスクと報酬を巡る統制を強め、人材流出につながっている。
中国人民銀行(中央銀行)が発表したクロスボーダー取引に関する新規定について、人民銀研究局の馬駿チーフエコノミストは資本規制ではないと述べた。国営新華社通信が伝えた。 人民銀は昨年12月30日、顧客のクロスボーダー取引に関する銀行の報告ルールを2017年7月1日から厳格化する方針を明らかにした。マネーロンダリング(資金洗浄)やテロ関連の資金供給を防ぐ取り組みの一環だと説明していたが、新華社は1日遅く、形を変えた規制ではないかとの懸念が高まっていると伝えていた。 新華社によると、馬氏は「資本規制では全くない」と述べ、個人の年間の外貨両替枠(5万ドル=約580万円)に変更はなく、本土外での事業の投資や運営、海外旅行などの通常の活動にも影響はないと説明した。 原題:PBOC’s Ma Says New Cash Transaction Rules Not Capital Controls(抜粋)
(ブルームバーグ):麻生太郎財務相は中国の金融市場の安定化策を批判し、20カ国・地域(G20)で日本が孤立した格好となった。 アンカラで4、5両日開かれたG20財務相・中央銀行総裁会議で、大半の当局者は中国が経済の移行に伴う混乱を最小化する計画の説明を歓迎したが、麻生財務相は説明が十分ではないと語った。 同会議に出席した2人の当局者が匿名で語ったところによると、中国の計画に不満を表明したのは麻生財務相だけだった。 サウジアラビア通貨庁(SAMA、中央銀行に相当)のファハド・ムバラク総裁はアンカラでのブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、中国の問題が誇張されていると指摘。「われわれは中国が改革の道を歩んでいると確信している」と語った。 中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁は会議で、中国当局が金融システムの安定化のために行動を取っていると述べるとともに、長期的に人民元が一段と下
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