新年度が始まり、多くの若い人が社会に出て様々な仕事に向き合う。何が待ち、どんな心構えをしたらよいのか、期待と不安が交錯しているだろう。各界で立場を築いた人たちの話は参考になるはずだ。6人に経験を聞き、メッセージを送ってもらう。第1回は復活にまい進するソニーの平井一夫社長が語る。(聞き手は日経産業新聞編集長 野沢正憲)――音楽事業子会社のCBS・ソニー(現ソニー・ミュージックエンタテインメント、
“平井ソニー”になって、ソニーは確実に変わりつつある。ハイエンドコンパクトデジカメ「DSC-RX1」、スマホ用のレンズカメラ、ミラーレス一眼の「α(アルファ)7」、ハイレゾオーディオ――と、ここに来てソニーらしいヒット商品を連発している。1月上旬に米ラスベガスで開かれた家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」でも超短焦点プロジェクターをはじめ、ソニーらしい提案が相次いだ。筆者は、CESにて平井一夫社長兼CEOに単独インタビューを行った。いったいどのようにして「ソニーらしい」商品をつくるのか。平井氏の熱い思いを2回に渡って紹介する。 日本では、2013年秋に発売されたハイレゾ対応のオーディオ、特にハイレゾウォークマンが飛ぶように売れています。 平井:年末に主要なディーラーさんを回ったのですが、「ハイレゾではご迷惑をお掛けし、たいへん申し訳ございません」と、お詫びの連続
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