フリーマッケットアプリ大手、メルカリの株式公開が6月19日と決まった。 4月18日未明、NHKが「6月にも東証マザーズに上場」と報じた。実現すれば、株式の時価総額は2000億円を超える可能性がある。今年に入って最大の新規上場案件になる見通しだ。 未上場で時価総額10億ドル(約1070億円)を超える企業は、米国では「ユニコーン」と呼ばれる。ユニコーンは、額の中央に一本の角が生えた伝説の生物。ベンチャーキャピタルなど投資家が、ユニコーンのようにまれで、巨額の利益をもたらす未公開企業をユニコーン企業と名付けた。 米フェイスブックや米ツイッターも、かつてはユニコーン企業であった。世界最大の定額制音楽配信サービスを手掛けるスポティファイ・テクノロジーは4月3日、米ニューヨーク証券取引所に上場した。時価総額は2.8兆円に上った。 日本でも、数少ないユニコーン企業のメルカリの上場が接近したことで話題を集