【ドバイ=岐部秀光】イラク軍が9日、過激派組織「イスラム国」(IS)から北部のモスルを奪還した。ISにとっては資金面からもイメージの面からも大きな打撃で、組織として終わりの始まりを迎えた。だが、対立と憎悪をまき散らした負の遺産はイラクの復興に影を落とす。窮地に追い込まれたISの支持者が各地で、劣勢を巻き返そうとテロを引き起こす懸念も残る。(1面参照)激戦となったモスルの住宅や公共施設は破壊され
【ドバイ=岐部秀光】イラク軍が9日、過激派組織「イスラム国」(IS)から北部のモスルを奪還した。ISにとっては資金面からもイメージの面からも大きな打撃で、組織として終わりの始まりを迎えた。だが、対立と憎悪をまき散らした負の遺産はイラクの復興に影を落とす。窮地に追い込まれたISの支持者が各地で、劣勢を巻き返そうとテロを引き起こす懸念も残る。(1面参照)激戦となったモスルの住宅や公共施設は破壊され
【イスタンブール=佐野彰洋】大統領に権限を集中させる憲法改正の是非を問うトルコの国民投票は16日、賛成派が51.4%と僅差で勝利した。大統領が強大な権力を握り、中東と欧州をつなぐ地域大国の民主主義は大きな転換点を迎える。薄氷の承認はトルコ国民の分断を浮き彫りにした。独裁化を懸念する欧州との摩擦が激しくなる恐れもあり、トルコの先行きは楽観できない。(関連記事国際1面に)「国民は歴史的な決断を下し
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