トルコでの国民投票で大統領権限を強化する憲法改正が承認されたことについて識者に聞いた。(総合2面参照)高橋和夫・放送大教授 賛成が51%にとどまったのはエルドアン大統領にとって予想外の苦戦といえる。正統性に疑念がつく形で大統領権限が強まるが、早くも死刑制度復活に言及したように、二分した国民をまとめる雰
【イスタンブール=佐野彰洋】大統領に権限を集中させる憲法改正の是非を問うトルコの国民投票は16日、賛成派が51.4%と僅差で勝利した。大統領が強大な権力を握り、中東と欧州をつなぐ地域大国の民主主義は大きな転換点を迎える。薄氷の承認はトルコ国民の分断を浮き彫りにした。独裁化を懸念する欧州との摩擦が激しくなる恐れもあり、トルコの先行きは楽観できない。(関連記事国際1面に)「国民は歴史的な決断を下し
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く