カルビーは韓国にスナック菓子工場を新設する。昨秋からポテトチップスの売り上げが急増し、生産能力が限界に達したため。新工場は2016年春に稼働予定で、既存工場と合わせた生産能力(売上高ベース)は年間100億円と倍増する。投資額は40億円。米韓自由貿易協定(FTA)で原料のジャガイモを割安で調達できるようになったことも追い風に、韓国では小規模にとどまるポテトチップス市場を活性化させる。製菓大手のヘ
アメリカの大手投資ファンドベインキャピタルは、新潟県のきのこ生産販売会社、雪国まいたけへのTOB=株式の公開買い付けを行った結果77%の株式を取得し、雪国まいたけを子会社化することになりました。 この結果、ベインキャピタルは株式のおよそ77%を取得してTOBが成立したと発表し、雪国まいたけを子会社化することになりました。 雪国まいたけを巡っては、不適切な会計処理が発覚したことから、2年前に創業者の元社長が辞任しましたが、その後も大株主である元社長ら創業家と経営陣の間で経営方針を巡る対立が続いていました。 ファンドでは、子会社化することで経営を巡る問題を解消して経営を安定させるとともに、今後、成長が見込まれる中国やロシアなどの海外事業を強化するなどして、収益の向上を目指すことにしています。 雪国まいたけでは、これまで、経営を巡る混乱が続いていました。 発端となったのは、おととし11月。13億
日弁連は、管理職や専門職の人を労働時間規制から外し残業代をゼロにする「ホワイトカラー・エグゼンプション(WE)」を導入している米国の現地調査報告をまとめた。収入要件の額が低すぎ、残業代が支払われない労働者が増えているとして、オバマ大統領が制度見直しを指示しているとの内容。 報告によると、米国は1938年にWEを導入。対象は「管理的か運営的、もしくは専門的な職務」を担当し、時給ではない給与が週455ドル以上の労働者で、残業代が支払われなくなる。週455ドルは米国内の大半の労働者が含まれ、年収に換算すると280万円程度になる。さらに職種の要件も、仕事の内容が具体的に明示されていない。 このため、本来は対象外なのに“名ばかり”の対象者になっているとして、残業代支払いを求める訴訟が相次いでいる。昨年3月、オバマ大統領は「何百万人もが時間外労働賃金の保護を受けられていない」と制度の見直しを指示した。
セブン-イレブン・ジャパンが、これまでPB(プライベートブランド)や特定小売り向け専用商品の開発から一線を画してきたトップメーカーを揺さぶっている。日本コカ・コーラが同社の看板缶コーヒーブランド「ジョージア」で、セブンのPB「セブンプレミアム」のロゴを付けた商品を発売するほか、花王や資生堂もセブン向けに専用商品を提供する。 日経ビジネス本誌は2014年6月16日号で「セブン 鉄の支配力~ヒットを作る勝者の流儀」という特集を組んだが、ここに来てメーカーに対する“支配力”が一層高まっている。背景にあるのは、セブンプレミアムの売り上げが拡大しており、セブンイレブンの棚からNB(ナショナルブランド)の商品が排除される可能性が一段と高まっているからだ。
電子書籍事業を手がけるイーブックイニシアティブジャパンは4月7日、クックパッドと資本・業務提携したと発表した。イーブックが実施する約5億円の第三者割当増資をクックパッドが引き受け、発行済み株式の10%を保有する筆頭株主となる。 イーブックは、クックパッド傘下で漫画家・作家向け配信プラットフオームを手がけるマグネットと共同で制作・配信システムを開発するほか、開発したシステムを「eBookJapan」へ転用する。イーブックによるマグネットへの資本参加も検討する。クックパッドから女性向けマーケティングのノウハウの提供を受け、新規ユーザーの取り込みにもつなげる。 調達する資金は、eBookJapanのサービス改善や、パートナー企業/海外向け電子書籍配信システム開発などに投資する。クックパッドの穐田誉輝代表執行役はイーブックの社外取締役に就く。 関連記事 「暮しの手帖」前編集長の松浦弥太郎氏がクック
佐川急便を傘下に持つSGホールディングスとローソンは、コンビニエンスストアを拠点にする宅配サービスで業務提携する。6月に共同出資会社を設立し、首都圏を皮切りに全国で順次始める。店舗を拠点に近隣の消費者へコンビニの商品と宅配便を一緒に届けるネットワークを築き、高齢化や働く女性の増加で膨らむ利便性の高い宅配需要に応える。家庭への配送網づくりを巡り、業種の垣根を越えた合従連衡が広がってきた。新会社S
何清漣 2015年3月30日 全文日本語概訳/Minya_J Takeuchi Jun http://twishort.com/yuVhc 中国が提唱するアジアインフラ投資銀行(AIIB)のメンバー資格申請が3月末で終わります。中国の国家発展開発委などは3月28日に「一帯一路」(*海と陸のシルクロード沿い国家開発援助)の「ビジョンと行動」として、「5通(*政策、施設、贸易、資金、民心のコミュニケーション)と「一帯一路」上の数十各国の「利益・運命・責任の共同体」を推進するものだと宣しました。しかし、”一帯一路”にあるキー国家のひとつであるスリランカは、今月初めに中国との「港湾プロジェクト」停止し、この計画には多くの予想外の問題点がある、と表明しました。 中国は多くの国の賛同を得るために、「拒否権」を放棄しましたが、これはこの銀行計画が中国が当初、考えていた過剰生産能力を輸出するプラットフォー
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