「三菱東京UFJ銀行」は、石油依存からの脱却を目指し外国企業の誘致を進めるサウジアラビアに、日本の銀行として初めて支店を開設する方針を固め、今後、現地に進出する日本企業への融資などを拡大していくことになりました。 サウジアラビアでは電力や水道といったインフラの受注をめぐって、日本を含めた海外企業による獲得競争が激しさを増していて、欧米の金融機関はすでに拠点を構え融資業務などを展開しています。 「三菱東京UFJ銀行」は現地で広く預金を集めるとともに、インフラ整備などを手がける日本企業への融資などを拡大し、欧米の金融機関に対抗していくことにしています。