育児119 【 公式 】 @ikuji119 あと一歩遅れていたら、取り返しのつかない夜になっていたかもしれない。 時計が 20:30 を指したころ、スマホのバイブが胸の奥をざわつかせました。 耳をあてた瞬間。震える息の合間に、張り裂けそうな赤ちゃんの泣き声が流れ込んできて、その音だけで、状況のすべてを悟りました。 何も見えていないのに、胸の中で何かが音を立てて崩れていくような感覚。 急いで頼ってさんを手配し、21:20、玄関に辿り着きました。 扉の向こうは、静寂とは程遠い、心がちぎれそうな空気。 支援が終わる頃、泣き疲れて眠る赤ちゃんの横で、お母さんはかすかに笑って、小さな声で言いました。 「来ていただいて、本当にありがとうございました」 その一言に込められた重さを、私たちは忘れません。 2025-11-23 20:35:55