2008年、G8議長サミット記念コンサートという名目で、1・3楽章のみが広島で初演された。この作品での貢献により佐村河内守が広島市民表彰(広島市民賞)受賞[13]。 2009年、芥川作曲賞の選考の際に、審査員の一人、三枝成彰がこの曲を推薦したが、受賞は果たせなかった[13]。 2010年4月、東京で1・3楽章のみが初演された[13]。作曲家の吉松隆が、日本コロムビアの岡野博行に「面白い作曲家がいるよ」と紹介した。吉松は「その時は『ようやく同時代に嫉妬できる作曲家が出て来た』と喜んだ(そして、そのセリフを宣伝に使わせて下さいと言われたので応じた)のだが、それは本音。映画音楽みたいと言われようが何だろうが一般の聴衆を1時間以上釘付けにする純オーケストラ作品が生まれたのだ」と回顧している[14]。 2011年7月20日に大友直人指揮の東京交響楽団によるCDが日本コロムビアより発売[15]。 20