米xAIは10月27日(米国時間)、生成AIを活用した独自の百科事典サービス「Grokipedia」の初期バージョン(version 0.1)を公開した。同日時点で約88万500件の記事が閲覧可能。日本語には対応していない。同社代表のイーロン・マスク氏は公開にあたり、「バージョン1.0では10倍良くなる予定だが、すでにWikipediaより優れていると思う」とXに投稿している。 Grokipediaの記事ページは、左サイドに目次が並び、Wikipediaと同様に適宜脚注が入る構成。xAIのAI「Grok」による定期的なファクトチェックが特徴で、画面上部には最後の事実確認からの経過時間が表示される。文章を選択してGrokに質問したり、ログインして誤りの指摘を送信したりすることも可能だ。ログインはGrokと同様、Xアカウントで行うことができる。 マスク氏は9月30日、投資家のデビッド・サックス
【10月3日 AFP】米実業家イーロン・マスク氏は、米動画配信大手ネットフリックスがトランスジェンダーのプロパガンダを推進していると非難し、X(旧ツイッター)のフォロワー約2億2700万人に解約するよう呼び掛けた。 中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の保守系アカウント「Libs」が、アニメシリーズ「デッド・エンド: ようこそ! オカルト遊園地へ」と、ネットフリックスの企業としてのダイバーシティ(多様性)への取り組みを理由に立ち上げたネットフリックス解約運動に加わった格好だ。 「デッド・エンド: ようこそ! オカルト遊園地へ」の制作者、ハミッシュ・スティール氏は、9月に起きた保守系活動家チャーリー・カーク氏の暗殺に関するソーシャルメディアでの発言が保守派に敬意を欠いていると受け止められ、反発を招いている。 ネットフリックスの株価は、この論争が勢いを増した1日に2%下落し、
投資家のデビッド・サックス氏が「Wikipediaには絶望的な偏りがある。左翼の活動家集団が記事を管理し、妥当な修正に抵抗している」などとの投稿に返信する形。同氏は「Wikipediaは検索上位に表示されることが多く、AIモデルの学習データとしても使われているため、問題が拡大している」と主張していた。 xAIは2023年に設立され、対話型AI「Grok」を開発している。 関連記事 イーロン・マスク氏率いるxAI、AppleとOpenAIを提訴 競争阻害主張 米実業家イーロン・マスク氏のAI新興企業xAIは8月25日、AI分野の競争を阻害するため違法に共謀したとして、米AppleとChatGPTの開発元OpenAIをテキサス州の連邦裁判所に提訴した。 XのAIコンパニオン「Ani」に新衣装 露出度高め イーロン・マスク氏率いる米xAIが8月19日(現地時間)、AIチャットアプリ「Grok」を
2025年6月、テスラは自社車両をギガファクトリーから顧客の家まで完全自動運転で届けることに成功したと報告しました。2015年に運転を補助する半自動運転機能を「オートパイロット」として搭載して以来10年での到達といえますが、しかしテスラのいう「完全自動運転」は他社の同等の機能とは別物であると、非営利報道機関のMore Perfect Unionが指摘しています。 We Investigated Tesla’s Autopilot. It’s Scarier Than You Think - YouTube テスラは以前から「自動運転」をウリの1つとした宣伝戦略を採ってきましたが、運転補助ではない「完全自動運転」が提供されたのは、2025年になってサービスインしたロボタクシーからです。 テスラの自動運転ロボタクシーが路上を走る動画が話題に、2025年6月中に客を乗せて走行するとイーロン・マス
【9月2日 AFP】米実業家イーロン・マスク氏は1日、7月の参院選で「日本人ファースト」を掲げる参政党が躍進した日本における反移民デモへの支持を表明した。 電気自動車(EV)大手テスラ、宇宙開発企業スペースXの最高経営責任者(CEO)を務めるマスク氏は、ドナルド・トランプ米政権で「政府効率化省(DOGE)」の責任者を務めたほか、ドイツの「ドイツのための選択肢(AfD)」をはじめ各国の極右政党を支持している。 南アフリカ出身のマスク氏は、「The British Patriot(英国の愛国者)」というアカウントがX(旧ツイッター)に投稿した、日本で行われた小規模なデモの様子を捉えた動画をリポストし、「いいね」とコメントした。 「土着のルーツを持つ誇り高き白人英国人男性」を自称する「The British Patriot」は、動画には日本のデモ参加者が「すべての不法移民の国外追放」を要求してい
各界の読書家が「いま読むべき1冊」を紹介する書評コーナー『Hon Zuki !』。ノンフィクションを中心に「必読」の書を紹介します。 最近のアメリカ政治を見ていても、思想的なベースが全く理解できない。 トランプ大統領は、アメリカを代表する不動産王であり、まさに資本主義の権化である。それが共和党の大統領として登場したのは理解できる。 しかし、トランプを支持したのは、『ヒルビリー・エレジー』に登場するようなラストベルトに代表される「負け組」の白人労働者層である。しかも、この本の著者がそこから抜け出したJ・D・ヴァンス副大統領なのである。 更にここに、アメリカン・ドリームを体現するイーロン・マスクまで登場し、GAFAMなどシリコンバレーの巨大テック企業がこぞってトランプ政権を支持するという具合である。 20世紀末のソ連崩壊以降、アメリカ発の新自由主義が世界を席巻し、それを推し進めたのが共和党、一
ジェームズ・ガン監督『スーパーマン』を見てきた。 www.youtube.com いきなりクラーク・ケントことスーパーマン(デイヴィッド・コレンスウェット)が、ボラヴィアによるジャルハンプル侵略に介入したという理由で「ボラヴィアのハンマー」なる相手にボコボコにされるところから始まる。スーパーマンは勝手に国際紛争に介入したということで批判されており、スーパーマンを追い落とすことに執着しているレックス・ルーサー(ニコラス・ホルト)はこの動きを加速させてスーパーマンを失脚させる工作に全力を注いでいる。中傷やら非難やらでにっちもさっちもいかない状況に陥るスーパーマンだが… オリジンの話とか細かい説明は全部カットして、現代の文脈に即してスーパーマンが暮らしていたらどうなるかということをけっこうリアルに描くほうに全振りした作品である。この描写がえらくちゃんとしており、敵であるルーサーはいたるところにカ
ニューヨーク(CNN) 米実業家イーロン・マスク氏の大胆な予測にもかかわらず、米電気自動車(EV)大手テスラのピックアップトラック「サイバートラック」は、はっきり言って失敗作だ。 テスラは特定のモデルの販売台数を意図的に公表していないため、サイバートラックが現実の世界でどれほど販売不振なのかを理解するには、目を細めてみる必要がある。 だが、ある程度の予想は間違いなくつく。 先ごろ発表されたテスラの納車代数(販売台数の代理指標)に基づいてわかっているのは次のようなことだ。テスラは今年4~6月期に世界で約38万4000台を納車し、これは前年同期比13.5%の減少だった。 細部に目を向けるとテスラの状況はさらに悪化する。 マスク氏によれば、サイバートラックはSF映画「ブレードランナー」に触発されたそうだが、テスラは同社にとってプレミアムモデルのサイバートラックについて販売台数を公表していない。テ
【7月1日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は1日、自身の看板政策を盛り込んだ歳出法案「ワン・ビッグ・ビューティフル・ビル」が元側近のイーロン・マスク氏に改めて批判されたのを受け、マスク氏への攻撃を再開し、連邦政府から莫大(ばくだい)な補助金を受け取っていると非難した。 トランプ氏はソーシャルメディアで、「イーロンは歴史上、他の誰よりもはるかに多くの補助金を受け取っているかもしれない」と主張。 「補助金がなければ、イーロンはおそらく事業をたたんで、南アフリカに帰る羽目になるだろう」と続けた。 この法案をめぐってトランプ氏と激しく対立していたマスク氏は、法案の採決手続きの開始を受けて痛烈な批判を再開。新政党の結成を表明した。 これに対しトランプ氏は、マスク氏が5月末まで率いていた政府効率化省(DOGE)に対し、マスク氏の事業利益に照準を合わせるよう提案。 「ロケットと衛星の打ち上げや電気自
イーロン・マスク氏が創業した米宇宙企業スペースXが開発中の宇宙船「スターシップ」が18日深夜、米テキサス州の打ち上げ拠点「スターベース」でエンジンの燃焼試験中に地上で爆発した。同社がX(旧ツイッター…
トランプ大統領と実業家のイーロン・マスク氏=5月30日、米首都ワシントン/Allison Robbert/AFP/Getty Images/File (CNN) トランプ米大統領は、自身の掲げる減税法案に賛成票を投じた共和党議員を標的にして実業家のイーロン・マスク氏が民主党候補を資金面で支援する場合、非常に深刻な結果に直面することになると警告した。NBCニュースとの電話インタビューで語った。 トランプ氏は、「もし、マスク氏がそうしたら、そのときは非常に深刻な代償を払うことになるだろう」とNBCの記者に語った。 トランプ氏は、マスク氏との関係について「事実上終わったと思う」と語った。連邦政府との契約を取り消す権限が自身にあるとしつつも、考えたことはないと言い添えた。 米下院指導部は、マスク氏とトランプ氏の対立が法案成立の動きに影響を与えているとの見方を否定している。しかし、財政タカ派など一部
マスク氏、米政府に宇宙船使わせず トランプ氏、スペースX排除示唆 時事通信 外信部2025年06月06日09時09分配信 米実業家イーロン・マスク氏=5月30日、ワシントン(AFP時事) 【シリコンバレー時事】米実業家イーロン・マスク氏は5日、X(旧ツイッター)で「(同氏が率いる)米スペースXは、直ちに宇宙船の運用停止に着手する」と述べ、米政府事業への協力中止を表明した。大型減税関連法案を巡って関係が急速に悪化するトランプ米大統領が、マスク氏の企業への補助金や契約打ち切りを示唆したことに反発した。 トランプ氏、マスク氏にいら立ち 大型減税法案巡り確執―米 スペースXの宇宙船「クルードラゴン」は、米国にとって国際宇宙ステーション(ISS)への唯一の輸送手段となっている。中国やロシアが宇宙空間の活用に取り組む中、スペースXの排除は米国の安全保障に悪影響を与える恐れがある。 #イーロン・マスク氏
(CNN) 米実業家イーロン・マスク氏が、トランプ大統領の弾劾(だんがい)を求めている。両者の確執は新たな局面を迎えている。 X(旧ツイッター)ユーザーが「大統領対イーロン。どちらが勝つ? 私はイーロンに賭ける。トランプは弾劾されるべきで、J・D・バンスが後任になるべきだ」と投稿したのに対し、マスク氏は「そうだ」と答えた。 別の投稿で同氏は「大統領が私との政府契約を打ち切ると表明したことを受け、スペースXは宇宙船ドラゴンの退役を直ちに開始する」と述べた。 このような動きは、国際宇宙ステーション(ISS)と航空宇宙局(NASA)に壊滅的な影響を及ぼす可能性がある。 スペースXによると、ドラゴンは7人を収容できるほか、「現在就役している宇宙船の中で、大量の貨物を地球に帰還させることができる唯一の宇宙船」。ISSへの貨物と人員の輸送に欠かせない存在とされている。ボーイングの宇宙船に問題が発生し、
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